飲み会の時はやっぱり、あーウコン飲んでおきたいとか思いますよね。翌日に二日酔いになった時なんかは特に、あーウコン飲んでおけば良かったわーとか思ったりするのは僕だけでしょうか。そもそも、そんなに飲むなよって話なのは内緒にしておいてください。
と言うわけで、今回はどんな時でも見捨てない信頼の厚い唯一無二の友人である「肝臓」の悲鳴についてご紹介します。
目次
肝臓は高性能な浄水場
肝臓は定期的に有害な毒素を体の外に排出する大変な役割を果たし、あなたの体の他の臓器が機能するようにしてくれています。肝臓は体に内蔵された機能的な毒素排出機関という役割だけでなく、医学書には、他にも多くの機能があるとされています。
あなたの肝臓が、助けを求めているサインを見抜く方法をリストアップしたので、見ていきましょう。
1.肝臓周辺の痛み
腹筋の右上の辺りの痛みは、肝臓に問題があるサインかもしれません。アメリカ肝臓財団は、肝臓がなる可能性のある疾患を100個あげており、いくつか遺伝的な原因もあります。しかし、その他は肝臓に悪影響のある飲酒や特定の薬の使用が原因であるとしています。
肝臓の辺りで感じる痛みは基本的に鈍いものですが、時にそれはとても激しくなることもあります。肝臓の機能は毒素を排出することだけではなく、体の中に取り入れた食材を消化して自然の物質に変えているということを忘れてはなりません。
肝臓が何かの病気になっていると機能が正常に行われず、腫れて痛みを伴います。これは身体が毒素排出できていないと表しています。
2.足やくるぶしの腫れ
あなたがもし肝臓の問題を放置したら、肝臓は自分でその問題を解決しようとして、細胞組織を傷つけてしまいます。傷ついた細胞が増えると、肝臓が正しく機能できなくなり。肝臓内の血流の遮断を起こしかねません。
これは肝臓の血管内が、高血圧状態に陥り、足必要以上の血流が流れることになります。これを専門用語では、浮腫といい不幸中の幸いでこの症状は痛みを伴いません。これは、足やふくらはぎに太ももに現れます。これらの腫れが下半身に表れやすい理由は、単純に重力が関係していると言えます。
3.体重増加
ダイエットやエクササイズを始める人が年々増え続けています。それでも体重の悩みを抱えている人は後を絶ちません。もし食べ過ぎたり、体質的な問題以外で体重が不自然に増えている場合は、行きつけの病院で肝臓を診てもらう必要があるかも知れません。
飲酒や甘味料、脂肪分の多い食材や特定の薬などから発生した毒素糞に肝臓が対応できていない可能性があるからです。そうすると、分解されていない毒素は脂肪細胞にどんどん蓄積されていきます。
ほら、噛んでいたガムを捨てるところがないと、テーブルの裏にくっつけていく人がいるでしょう。それと同様です。とにかく毒素は、脂肪細胞に付着すると働き過ぎの肝臓を休めてあげる以外に痩せる方法はない、と言っても過言ではないでしょう。
4.食欲減退食
欲がなくなると聞くと痩せたいと思っている人にとっては夢のような話に聞こえるかもしれません。しかし、だからといって甘いものや脂っこいモノの誘惑を我慢できるという意味ではありません。しかも食欲がなくなるというのは冗談では済まされない状況です。
吐き気や体重の減量を伴った食に対する興味の薄れは、肝臓疾患の初期症状であると言えるでしょう。はじめの症状は、ほとんどインフルエンザのようなものが現れます。しかし、それが悪くなる一方で回復することはありません。毒素の排出が機能できなくなった肝臓は消化機能にも影響を及ぼします。
これは説明のつかないような広い嘔吐の原因となります。徳のある人は危険を犯すなと言います。ここにあるような症状が現れたら、躊躇うことなく病院へ行き、調べてもらうようにしてください。
5.肝性口臭
食べ物の中には、食べる度口臭がキツくなると言われているものがいくつか存在します。ニンニクなどを食べた時の口臭というのは、一時的なものなのでガムやミントなどを食べることで簡単に調節できます。しかし、実はこの恥ずかしい症状を引き起こす深刻な原因が他にも存在するのです。
慢性的な口臭は、あなたの口の中だけで起こっていると思いがちです。しかし、実はその通りなのですが、そうではありません。体の構造は大変複雑で、すべての臓器がどこかしらで相互に連結しています。あなたの口から入ったバクテリアは、ずっと体の中を巡って消化器官まで到達し、消化活動や新陳代謝に問題を引き起こす原因になることがあります。
口臭は、逆にあなたの胃や肝臓で何か問題が起こっている可能性を示しています。肝臓疾患が原因の口臭には「肝性口臭」と言う医学用語が存在するぐらいです。通常肝臓が不健康な場合、肝性口臭は他の症状よりも先に発症するので、無視せず対処するのがとても大切になります。
いかなる肝臓の異変も逃さないようにしましょう。後から後悔するより安全に行きたいですよね。
6.アレルギー
肝臓の働きが鈍っていたり、働きすぎているとアレルギーが発症することがしばしばあります。血流の中に大量の物質が流れ込むと、脳がそれをアレルギーの原因だとに意識してしまい。抗体物質やヒスタミンなども化学作用分質を放出し、その結果かゆみを伴う発疹を引き起こすのです。
慢性的な口臭と同様、かゆみも通常肝臓がダメージを受けると、他のもっと深刻な症状が出る前に現れる症状です。アレルギー反応は特に手のひらと足の裏に出やすく、だいたい夕方から夜にかけて酷くなりやすいでしょう。健康的な肝臓は一方で、血液の中に流れるアレルギーの原因になりうる有害な分子を排除することができます。
7.肌や白目の黄ばみ
白目や肌が黄色く変色してくることを黄疸と言います。黄疸そのものは病気ではありませんが、重い病気になっている可能性の表れです。通常、肝臓が疾患に陥るとビリルビンという色素を蓄え過ぎてしまうために発症します。
このビリルビンは、肝臓内で死んだ白血球によって構成される黄色い色の色素です。古い白血球を持つビリルビンを排除出来なくなった肝臓は、色素は蓄積されて黄色くなるのです。
8.濃い尿
これも黄疸による作用の一つです。白目や肌が黄色くなるのと同様に濃い色の尿が出るということは、体の中にビリルビンが大量に生成されています。あなたの腎臓は、どんな色の尿であろうと自然に体の中の水分を排出する働きを休むことなく行っています。精尿作業の間にこれが流れてくると驚くほど濃い色になります。
濃い色とは暗いオレンジ色や琥珀色、またはコカコーラのような茶色を示します。食べるものや飲んだものによって少し色のついた尿が出たとしても心配ありません。しかし、色が変化したままのようなら病院に行く理由は十分です。濃い尿に加え、血便が出るような事があれば他にも問題が発生している可能性があります。
9.アザが出来易い
傷やアザといった外傷は、その都度様々な場所にできるもので特に不器用な人には、覚えがあるかと思います。しかし、もしあなたが他の人よりも簡単にアザができるようなら、それは笑い事ではありません。
むしろ肝臓に重きを置いた検査に行く十分な理由になるでしょう。アザは血管が肌の中で負傷したことで起こりますが、健康な肝臓があればタンパク質を生成することがで、その負傷箇所を繋ぎ止めることが出来ます。
しかし、タンパク質を生成する機能が低下していると、血管は弱くなってしまいアザや傷が出来やすくなります。
10.慢性的な疲労
ほとんどの人が継続的なストレスとめまぐるしい生活スタイルに囲まれた日々を送っていることと思います。
しかし、生きているというよりはゾンビのような気持ちが続く場合、それは単純に働きすぎというだけではないかもしれません。
慢性的疲労症候群は、インフルエンザの症状に大変にている病気で、しかも6ヶ月以上継続的に症状が現れないと、この病気であると診断されません。
この原因の背後には、肝臓があります。
この肝臓が酩酊状態であることが原因と考えられます。肝臓は身体のエネルギー源になるグルコースをグルコウゲンに変えて、後に使うために蓄える働きに大きく貢献しています。
健康な肝臓はグルコースを食事と食事の間や体が栄養やエネルギーを必要としている時に放出します。
しかし、病気の肝臓には、このグルコースを生成することが難しく、蓄える場所もほとんどないのです。
これらを聞いてもうすでに救急車を呼ぼうとしたり、自分の葬儀のことを計画し始めた人は、肝臓の機能が弱っている症状が出たからといって、すぐにあなたの人生が終わるわけではないということを覚えておいてください。
11.肝臓を回復させるには
肝臓は、自分で再生できます。そのためには壊滅的な生活スタイルに休息を与えてあげるだけで良いのです。そうそれだけで良いのです。肝臓を浄化することが健康的な習慣の第一歩です。また科学者たちは、肝臓の機能を向上させる自然素材がいくつもあると言っています。
今からでも最善を尽くすため、緑茶とレモン水、ターメリックそしてオーガニックの果物や野菜と親友になることを心がけるようにしましょう。
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