限界を超えて行け!脳を覚醒させ能力を100%引き出すと?脳の構造と機能。

スポンサーリンク
雑記

頭を覚醒させる時が来ました。準備はいいですか?まだの人は、まず頭のストレッチから始めて下さい。そうそう、最近はAIの話が多いですが、科学界で依然としてホットなトピックは頭脳なんです。そう脳みそ、あなたをあなたとして存在させている器官です。脳は、実に素晴らしい器官なんですよね。

スポンサーリンク

常にたくさんの仕事を処理する脳

体のシステムをコントロールし、正しく命令を出し、常に心臓を動かし続けているんです。でも皆さん、ご存知でしたか?私たちはこの脳の力を100パーセント使えていないんです。脳は常に100%の力で動き続けているわけではありません。

脳神経学者達は、この脳の機能を常日頃から研究し続けています。そしてハリウッドも脳のお話は大好き。脳の潜在能力というテーマは、映画や洋ドラでもよく使われますよね。

昔から映画オズの魔法使いのかかしだってそんな歌を歌ってたわけで、私たちの脳は常にたくさんの仕事を処理しています。そんな脳の力を最大限まで引き出したらどうなるのか。そして一体この疑問はどうして人を惹きつけてやまないのか。医学でも教育でもポップカルチャーでも語られるこの疑問についてご紹介します。

1.脳の利用率

まずはこの疑問から見ていく必要がありますね。私たちの脳は普段どの程度を使われているのか?かつて騒がれていた10%神話、この俗説は scientific american で神経学者バリーゴードンが否定したのをはじめ、多くの研究で真実ではないと証明されています。

しかし、10%神話は映画やその他のメディアで大々的に扱われたため、多くの人はそれを信じてしまった。結局わかったことは、私たちの脳は常に動き続けているが、すべての部位が100%活動しているわけではないということ。

これは私たちが睡眠中でも同様で例えば寝ている間には夢を見ますよね。夢は脳の力をかなり使っているんです。その都度脳が、何パーセント使われているかは個人差があるようですが少なくとも毎日脳のすべては誰もが使っています。ただ同時に使われていないだけなんです。

脳の部位とそれぞれの機能を簡単にご説明します。

2.脳の部位と働き

脳には大きく分けて3つの部位が存在しています。大脳、小脳のそして脳幹、歩く、スポーツをする、瞬きをするなど、普段私たちがする一般的な動作に加え脳は、自覚を伴わない動作も司ります。

例えば心臓の拍動は血液を体中に送りますし、肺は常に呼吸をしています。消化器官は常に動き続け、食べ物から栄養を取り出しています。そこに加えて脳は考えや感情記憶も司っているんです。

3.大脳

ほとんどの高度な処理、例えば感情や五感情報の処理などは大脳で行われます。脳に蓄えられる記憶は五感の形で蓄積されます。視覚、嗅覚、触覚、味覚、そして聴覚だからお母さんが焼いてくれたアップルパイの味だってこうして忘れずにいられるんですね。

大脳は、脳の部位で最も大きなもので左脳と右脳を含みます。大脳はさらに、複雑の運動を精密に制御し、バレエや水泳、バスケットボールのドリブルなどを可能にさせます。

4.小脳

大まかな体の動作を司り、歩く、座る、立つ姿勢を取る、バランスを取るといった動作を可能にさせます。また発声も司っているため小脳のおかげで私たちは言葉を発し、相手の言葉を理解することができるのです。

例えば、よちよち歩きの赤ちゃんの小脳は、自身に歩くまたはしゃべることを可能にさせるため、常に働き続けています。新しい動作を学ぶうえでも、重要な器官です。

5.脳幹

脳の付け根に存在し、脊髄とつながっています。脳幹無くして私たちは体を動かすことができません。心拍、呼吸なども司り眠る目を覚ますといったタイミングも管理します。かなりのマルチタスキングと言えますね。

さてこの脳の限界はいったいどれほどのものなんでしょうか。

6.脳は常に働き続けている

私たちは常に脳を使い続けていますがすべての部位をずっと使っているわけではありません。この概念は、睡眠について考えるとわかりやすいでしょうか。基本的な話に留めますが眠っている間あなたの脳幹は睡眠に落ちる。そしてず睡眠状態を継続するために働いています。しかし、寝ている間にはしゃべったり動いたりはしませんから小脳の働きは小さくなります。夢遊病でなければですが。

これらの脳機能を100%の時間100%の状態で使うことになったならば、果たして映画のように物体を浮かせたり他人の考えが読み取れたりするように本当になるんでしょうか。残念ながら答えはノーです。

第一に、体は大きく疲労することになるでしょう。脳の力をすべて同時に開放すると必要な血液量も高まります。途端に体は酸欠に陥り、延命させるために多くの臓器の機能を優先順位に基づいてシャットダウンさせ始めます。必要のない機能は、どんどんカットされて行きます。

第二に、100%の力で機能する脳は体のエネルギーも大量に必要としますから、私たちは常に空腹状態に陥ることになります。エネルギーを常に補給し続けるために食べる量に対して、胃の処理機能は追いつかなくなってしまいます。

7.脳機能を限界まで使うと

脳のキャパシティをMAXまで開放するとニューロンもその分活性化します。言い換えれば、視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚をハイスピードで処理することになり、常に情報の処理が行われます。

これらの情報が同時に押し寄せてくると、かえって人の脳は判断力を鈍らせてしまうようになります。結局のところ私たちの体は、あるべき姿に進化したと言うべきなのでしょう。それは脳と体のバランスが最適なポイントにあるということ、数字だけを100%にしてしまうと、結局はこのような結果を招きます。

私たちの脳が、体の許容量を超えてしまうんですね。つまり脳が100%の力を解放した場合、人の体はそれについていけなくなるというわけです。

8.脳の絶妙なバランス

心体的にも精神的にも科学的にも100%で活動する脳は、無用の長物ということになります。ややがっかりの結果となってしまいましたが、人がこの先どのように進化するかはまだまだわかりません。脳と体は文字通り一心同体、どちらも同時に進化して人間の限界がさらに伸びる可能性も十分にあります。

とりあえず体の改善を目指すには、ワークアウトと健康的な食生活を目指すところから始めましょうか、脳みそのストレッチは、パズルや数独など、脳にとってちょうどいい負荷になる活動をさせてあげましょう。人間はまだまだ限界を引き出して生きてはいないと考える人もいます。

しかし、人間は常に限界に挑戦し続けてきたからこそ科学や技術医学の進歩を謳歌しているんです。ここで大切なのは、脳の力ではなく脳の記憶領域。有限ではありますが、私たちの学習を妨げる要因はむしろ睡眠不足や老化うっかりといったものが多いようです。

脳と体に関して言えばあちらを立てれば、こちらが立たないという絶妙なバランスが保たれていうと言って良いでしょう。

雑記
スポンサーリンク
スポンサーリンク
Wizcarry
タイトルとURLをコピーしました