最近、「グルテンが良くない」と「糖質が良くない」とか言われてるので、僕は大量に買ったパスタを食べないで我慢してます。
その他にも、一生懸命にお菓子類やアイスクリーム、ファーストフードやピザなどを控えて、さらに食事の量も制限していて、もう完全に健康的なライフスタイルにしているつもりなんですけど、全然体重が減らない。なんでやねん!と思う今日この頃です。
さて今回は、食品について間違っている認識についてご紹介します。
目次
食に対する間違ってる認識
新しい食事メニューは、ジムのインストラクターお勧めのオーガニックフード、グラノーラや低脂肪食品、水分補給するための大量のスポーツドリンクなどなど。
どうでしょうウエスト周りは細くなってますか。もし「No」と言うあなた。
これは一体どういうことでしょう。
やり方が間違っているのでしょうか?おそらく問題は、よくある間違った食材選びの中にあります。
食材についての迷信を解き明かしていきましょう。
1.オーガニックフード
オーガニックフードは、通常の食品よりも健康で安全であると考えられています。
アメリカ合衆国農務省、人間栄養のナショナルプログラムリーダーであるデビッド・カーフィールド博士によると、この主張には科学的根拠はないとしています。
博士は、どのタイプの食品が優れているかについての情報は、非常に限られていると述べています。
有機農産物を栽培する場合、農家は合成農薬を使用せずその代わりに自然農薬を使用します。
しかし、その副作用は実際に完全には研究されておらず、さらにパッケージのエコマーク、ナチュラルマークが必ずしも健康食品であるというわけではありません。
売り上げを伸ばすための単なるマーケティング戦略の場合もあります。
お気づきでないかもしれませんが、通常オーガニックフードはそうじゃないものよりも、10%から50%程度高価です。
これらの食品を頻繁に購入している方は、その中身生産地、外観に注意することが重要です。
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2.グルテンフリー
グルテン論争の的になるこの単語は、最近どこでも目にします。
まず、グルテンとは何であるかを正確に知ることから始めましょう。
Medical News Today ではグルテンは、小麦やライ麦のような穀物に含まれるタンパク質群であると説明しています。
その中のを2つの使用タンパク質は、グリアジンとグルテニンです。
健康意識が強い人がグルテンを避ける理由は、グリアジンにあります。
セリアック病と診断された人たちは、グルテンフリーの食事しか食べることができません。
しかし、このような人は全体の1%しか存在しません。
多くの人々がグルテンフリーの流行に乗っていますが、ベスイスラエルメディカルセンターにあるセリアック研究所等のダニエルレフラー博士が説明するように、この種の食事から健康上の利益はまったく得られません。
事実、最新の研究ではグルテンを多く含む全粒穀物を控えると、心血管疾患を発症するリスクが高くなると発表されています。
基本的に、あなたがセリアック病やグルテンアレルギーでない限りは、食事からこのタンパク質を取り除く必要はありません。
3.低脂肪食品
健康的なライフスタイルを追求している多くの人は、低脂肪や無脂肪の食品を選びます。しかし、特定の製品の脂肪含量を減らすことによって、製造業者がこの損失を他の甘み強化剤で補っているということを認識している消費者は極めて少ないのが事実です。
体に悪く高カロリーなだけの大量の砂糖や人工甘味料、トランス脂肪酸を加えています。
脂肪は実際私たちの体に必要なもので、それを食品から取り除くことは、医学的な理由でしか推奨されません。
一般的には、単純に脂質摂取量を減らし消費する脂質の種類についての知識があれば十分です。
アメリカ心臓協会は、1日の食事の脂質摂取量を30%に保つことを提唱しています。
資質は血管や神経系に有益ですので、良質な脂質やコレステロールを選択すると良いでしょう。
良質な脂質は、ナッツ、種子、魚油に含まれています。
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4.果物ジュース
フルーツという単語が含まれているのに、なぜフルーツジュースが体に悪いのでしょう。
それはこの種の飲み物には、大量の砂糖とカロリーが含まれているからです。
さらに食物繊維がありません。
ジュースは空腹やのどの渇きを乱すことがなく、ただ体重を増加させるのです。
なんと甘いソーダドリンクと何ら変わらないというのが事実なんです。
果汁100%や濃縮還元していません。
などのラベルに惑わされないようにコップ1杯のアップルジュースには120カロリー24グラムの砂糖が含まれていることをご存知でしたか?
生の果物を食べて水を飲みましょう。水に冷凍果実やレモンスライスを加えるとほんのり甘い味になります。
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5.携帯栄養補助食品
エナジーバーは、歩きながらでも手軽に食べられるスナックでコンビニやスーパーなどどこにでも売っています。
でも本当に効果があるのでしょうか。
エナジーバーについて何ら驚くことはないと思われるでしょうが、実はそうではありません。
ほとんどのエナジーバーは、砂糖、チョコグレイズ、カラメル、人工香料及びその他の添加物を含んでおり、砂糖の量だけを比べると普通のお菓子と何ら変わりません。
カロリーも普通の食事並みですが健康な食品から得ることができるほどの必須栄養素を含んではいないのです。
ですので1食をエナジーバーに置き換えることはやめましょう。
甘いものが欲しければ少量のダークチョコレートを試してみてください。その方が体にも良く、甘党のあなたもきっと満足するでしょう。
6.ドライフルーツ
フルーツジュースの危険性については先ほど話しましたが、ドライフルーツも同じようなものです。
ドライフルーツが有益か無益かは調理法と保存状態によります。
製造者は乾燥前に果物を化学的に処理するので、保存期間が延長する代わりに栄養価が減少します。
自宅で調理し乾燥させるとおいしく健康的なドライフルーツが出来るでしょう。
店で購入する際は見た目は美味しそうでなく、光沢もなく砂糖やシロップで覆われておらず、手触りの悪いドライフルーツを選ぶことをおすすめします。
7.茶色の卵
茶色の卵が身体に良いと思われがちですが、一般的な考えに反して卵の大きさと色、鶏の品種は重要ではありません。
良質な卵を選ぶための重要なポイントは、そのグレードです。
卵にもグレードがあるのです。USDAによって定められた基準にも続いて卵はAAが最高、AまたBが満足、低品質の等級に分けられます。
常に段ボールに入った冷蔵保存されている卵を購入してください。
発泡スチロールやプラスチック製の箱はダメです。
そして新鮮で臭いのないもの、また当たり前のことですが、壊れていたりひび割れしていないものを選ぶようにしましょう。
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8.スポーツドリンク
スポーツドリンクが身体に良いと思うことは不思議ではありません。
アスリートは基礎体力を備えた進退が必要不可欠ですし。
しかし、スポーツドリンクには今回紹介している食材のように、大量の砂糖、コーンシロップ、人工食品添加物、着色料などが含まれています。
製造元は、ドリンクに含まれるイオンによりトレーニング中の喉の渇きを潤すことをうりとしています。
しかし、基本的に砂糖水は運動パフォーマンスを低下させるのです。
ハーバード大学医学部のジュリー・シルバー 博士は、中強度から高強度の運動を1時間以上している場合は、スポーツドリンクを1本飲むことに対しては問題ないが、炭水化物は6%から8%を超えてはいけないとアドバイスしています。
さらに運動をする時は水を飲む方が良いと勧めています。
結局、喉の渇きを潤し身体に水分を補給できるのは水だけなのです。
9.輸入製品
多くの人々は輸入製品が地元製品よりも優れていると考えています。
時には、そのような製品もあります。しかし、必ずしもそうとは限りません。
例えば地元の農場で自然の状態で栽培され、すぐに販売されるリンゴは、長い旅に耐えられるように他の国から持ち込まれ、科学的に加工されたエキゾチックなリンゴよりも、有用な成分を含んでいます。
もちろん輸入製品にもいくつかの利点があります。しかし、それらを選択する際には、製品の保管日、合成物質、製造元、輸入業者に細心の注意を払う必要があります。
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10.グラノーラ
グラノーラの誇大広告は、主にマーケティングの専門家によって作成されています。
確かに食物繊維と鉄分が含まれていますがグラノーラは理想の体型づくりにとって不要な大量の砂糖と不健康なな脂質を多く含んでいます。
もちろん全てのタイプのグラノーラが、そうとは限りません。
しかし、購入するときには慎重にラベルを見る必要があります。
より健康的な選択肢として、認定栄養士のラファーフ・アル・ボーチ博士は、自宅でグラノーラを作ることを提案しています。
11.カロリー計算
揚げた卵とゆで卵のカロリーの違い。
実はゆで卵の方が66kcal少ないんです。ゆで卵を2個食べれば188kcalです。
これは揚げ卵1個に含まれる196kcalよりも少ない数値です。
ウォーリック台薬のミラノ・クマール・ピア博士が率いる研究では、体重を減らしたい時には、周知の事実であるカロリー計算が重要になると定義付けています。
あなたのカロリー摂取量を把握し、年齢・体重・性別・活動レベルに基づいて1日の限度を決めましょう。