1週間食べない断食の危険性!効果的な断食方法と回復食!正しい方法で体の内側から綺麗になろう。

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ダイエット

寿司・ラーメン・焼肉・食べるのを完全に止めることができますか。
食べ物がない人生なんて何が楽しいのだろう。。。もし、食べるのを辞めたとしたら、しばらくするとあなたは死んでしまいます。
しかし、食べることを1週間辞めた場合はどうなるのでしょう。

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何も食べない断食は危険?!

もし、断食をするとあなたの身体はどのように反応するのでしょうか。
想像通り危険なのでしょうか。
今回はこれらの疑問に迫ってみたいと思います。
ですから、とりあえずは、お菓子でも食べながらくつろいで読んでください。
では話して行きます。

1.断食に対する体の反応

まず、食べるのをやめた場合、体がどのような反応を示すのか正しく理解することから始めましょう。断食は英語で速いファストと言いますが、変化はすぐには表れません。
最初の6時間は特に問題は起こりません。
何も食べないとどうなるのかをまず知りましょう。

2.断食開始から6時間後

この時点で体はグリコーゲンを分解し始めます。
グリコーゲンとは体に蓄えられているエネルギー源でグルコース、つまりブドウ糖が結合した形です。その一部は、脳のエネルギー源として利用され残りは筋肉組織や赤血球で利用されます。

しかし、6時間後にはグリコーゲンの減少に伴いこのプロセスは中断されます。
このプロセスは感情面にも影響を与え、お腹がすいてイライラしてしまいます。
しかし、これでは終わりません。
6時間後あなたの身体はケトーシスと呼ばれる新たな状態に入ります。
簡単に言うと血中グルコースの不足により体が飢餓状態となり始めるのです。

こうなると生き残る唯一の方法は、エネルギー源として脂肪を分解することです。
といえばダイエットしたいとにとっては聞こえがいいかもしれませんが自体はもう少し複雑です。
確かにあなたの脂肪は脂肪酸に分解されますが、これは脳のエネルギーとしては使えません。

そこで脳はケトン体をエネルギーとして利用します。
この解決策は、しばらくの間しか機能しません。
ケトン体はグルコースの完全な代替品とはならないので、それにより認知機能障害を引き起こします。

3.断食開始から断食3日後

断食3日後の脳が極限状態に陥り、体のたんぱく質を分解し始めます。
これはたんぱく質がアミノ酸を放出するために起こり、アミノ酸は体が極度に欲してるグルコースに変換されます。
脳は喜びますが体は苦しんでおり、こうなると筋肉を破壊する共食い状態が始まります。

この状態では、月経が止まることもあり、女性はさらなる問題を経験するかもしれません。
さらに男女ともに骨密度が減少し性欲は減退します。
全く良いニュースではありません。

4.断食開始から1週間後

ビタミンやミネラルを一切受け取っていないため、免疫系は非常に弱くなります。
もはやすべての病気やウイルスが免疫系侵入することを防げないので、ウイルスは入ってこないでと願うことしかできません。

これは非常に危険な状態で、多くの人は、このハンガーストライキの段階で、病気になって死んでしまいます。
体がありとあらゆるエネルギー源を使い果たすので、免疫系はますます脆弱になっていきます。
その結果、病気になるリスクが爆発的に上昇するのです。

5.飢餓状態

飢餓状態では約1カ月後、最長でも70日後に死に至るでしょう。
この場合の最も一般的な死亡原因は心臓不整脈を及び心臓発作で心臓角膜の組織が分解されたために起こります。
命をどれだけ長引かせられるかは、飲む水の量と体に蓄積している脂肪の量によります。

難民や飢えた人々の悲しいニュースを見る機会があれば結末はわかりますよね。
さておきこの事実を知った以上、1週間何も食べずに過ごそうと考える人はいないでしょう。

断食の方法は単に何も口にしないというだけではなく、他にも断食の方法はいくつかあるのご紹介します。

6.水断食

最近、多くの人が定期的な水断食を好んで行います。
すでにお気づきかもしれませんがルールが一つあります。
それは水以外の食べ物や飲み物を摂取しないことです。

専門家によると水断食は2日以内にとどめるべきとのこと。
精神的理由や宗教的理由からこの断食を行う人もいますが、水断食による多くのメリットを享受しようと水断食を行う人もいます。

例えば血圧を下げるインスリンやレプチン受容体の感受性の改善。コレステロール値を下げる体重を減らすなどの効果があります。
ですが実際は、水断食をすべきではない人のほうが多いのです。
もしループス腎炎何らかの摂食障害、ガン、アルコール依存症などの症状がある場合は、水断食の潜在的な危険性を認識しなければいけません。

あなたがダイエット目的で水断食をしたい場合、断続的断食という別の選択肢があります。

7.断続的断食

あなたがダイエット目的で水断食をしたい場合、断続的断食という別の選択肢があります。
これは、一定期間何も食べない。
もしくはわずかなカロリーのみを摂取する生活を続け、その次の期間はいつも通りの食生活を行うことを意味します。

この原則の最も良い例は5対2ダイエットで、ゆる断食やプチ断食とも呼ばれています。
この食事法では、5日間普通に食事をして次の2日間は1日の摂取カロリーを通常の4分の1に抑えます。

研究によるとどちらの方法も同じくらいの素晴らしい結果を示しているので、どちらを選ぶかはあなた次第です。
水断食に関連するもう一つの重要な研究があります。
1973年スコットランドノートアンディー大学医学部で行われた研究では、382日間断食した27歳の男性の記録が残っています。
驚くべき結果は彼の体重は206Kgから82Kgまで落ちました。

もちろんこれは医師の監督のもとにナトリウム、カリウムなどのビタミンサプリメントを摂取した上での結果です。
しかし驚くことはこれだけではありません。
専門医は彼を断食終了後5年間観察し続けましたが、体重は91キロ以上にはなりませんでした。
すばらしいですよね、では断食を決断した場合どのように始めるべきでしょうか。

8.水断食の方法

最も重要なことは、最初から長期間の水断食を行わないことです。
初回は2日程度で十分です。
初めての水断食中は体の反応を慎重に観察しましょう。
体の調子が良く快調であれば、より長い期間水断食を続けてもいいでしょう。

通常7日間の断食を選択する人は、最初は疲労や眩暈を経験しますが、4日目にはこれが幸福感や精神的な爽快感に変わり生産性が向上すると主張するひともいます。
7日間の水断食を計画するのであれば、ストレスが少ない時期を選んでみてください。
試験期間や引っ越しの時はベストタイミングではありません。

仕事にも同じことが言えますが、断食も良いことばかりではありません。
断食するのは辛く強い意志が必要です。
途中で仕事の生産性が著しく低下する可能性だってあります。
徐々に水断食に慣らしていくのが良いでしょう。

最初の週は朝食を抜き、2週目に朝食とランチを抜きます。
3週間目は夕食の半分だけ食べることにし、その後4週間目に水断食を始めましょう。
あなたの身体はこのような穏やかなアプローチを間違いなく喜んで受け入れるでしょう。

一般的に断食中は男性は毎日コップ約13杯の水を飲むべきです。
女性は毎日コップ9杯を目指しましょう。
必要なだけ睡眠をとり運動は避けてください。断食を終えたら食生活をゆっくりと元に戻しましょう。

9.回復食の例

最初の2日間は、スープ・ジュース・果物のピューレ・白米・マッシュポテトなどの簡単に消化できる食品が適しています。
3日目に卵・チキン・ブロッコリー・カッテージチーズなどの基本的なタンパク質源を加え、数日後のからメニューの種類を増やしていきましょう。

断食終了のご褒美としてハンバーガーやピザを食べなければ断食後の体重を永久に維持できるというのが一番のメリットです。

10.断食の効果・恩恵

最も驚くべきことは、水断食をした後はジャンクフードへの欲求が減少し健康食品とその味に対する感謝の心が芽生えることです。
もう一つの悪い習慣が消えてなくなりますね。

また、断食をすることで腸の中の老廃物や毒素などが排出され、内臓の機能が回復します。
この内臓機能の回復により 免疫力が上がります。

そして血液もサラサラになるため血行が良くなり、それにより栄養が行きわたるようになるので、肌のくすみも取れて肌の調子が良くなります。
また、 ニキビや肌荒れを抑えられるというメリットが望めます。

しかし、水断食は決して楽しい実験ではありません。
体調が悪くなったときは、直ちに中断し医師に相談しましょう。
もし、あなたが役に立つと感じたのであれば、早速断食を始めてみましょう。