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毎日にんにくを食べるとどうなるのか？
にんにくは、人類が何世紀にも渡って食べ続けてきたスーパーフードです。
しかし、にんにくの効果についての理解が進んだのは、ごく最近のことです。
最近、食品界隈では優しい環境で飼育、100%有機栽培といったスローガンがよく見られるようになってきました。
もはや、これらはただの宣伝文句にとどまらず、人々の健康的な食習慣と生活そのもののベースとなっているようです。
体を化学薬品漬けにしてしまうのと、自然由来の食材で健康になるのと、選ぶならどちらがいいですか？
あなたの庭で栽培できる植物には驚くような薬膳効果のあるものがたくさんあり、中でもにんにくはその一つです。
にんにくの薬膳効果を世界に広めたのが、ギリシャ医学の一員であるヒポクラテスだと言われています。
彼は、世界で初めて患者の健康のために、毎日にんにくを食べるよう勧めた医師達の１人です。
それでは、毎日生のにんにくを食べ続けるとどのような良い効果がもたらされるのか？
その5つの効果についてみていきましょう。
にんにくは吸血鬼と戦うにも風邪と戦うにも最高の武器ですね。
さらにおまけとして、にんにくの嫌な臭いを消し去る方法もご紹介します。
1.血圧を下げる効果がある
何世紀も前から中国の医師たちは、にんにくを血圧の薬として使用してきました。
また、にんにくを高血圧の治療に使用するという行為は、日本政府から認可も受けています。
本当にそんな効果があるのかと疑う人もいるようです。
しかし、なんと言っても私たちが住む地域には、漢方の知識が豊富です。
血圧を下げることで、心臓発作や脳卒中のリスクを下げる効果が期待できます。
慢性的な高血圧に悩まされている人は、もうすでに治療に必要な薬の知識は十分にあるかもしれません。
でも毎日にんにくを食べるということも試してみてください。
研究によれば、にんにくには血管をリラックスさせる物質の生成を促す効果があると言われています。この習慣を3ヶ月ほど続ければ目に見えて血圧に変化が訪れるはずです。
2.バクテリアを倒し免疫力を増強する
この小さなにんにくの球根が、あなたの免疫力に対する立派な盾となります。
にんにくはあなたの体を悪い病原菌から守り、風邪ひとつひかない体にしてくれます。
風邪の時に飲む薬は時々あなたのお腹の調子を悪くしてしまいますよね。
その理由はあなたの体に存在する、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れてしまうからです。
その点、にんにくは天然の抗生物質のような働きをしつつ、善玉菌の働きを助け免疫を守ってくれます。
善玉菌と悪玉菌をもろとも殺してしまう風邪薬などとは違い、悪玉菌だけをやっつけるんです。
また、にんにくにはアリシンと呼ばれる抗生物質なども含まれています。
これが天然の免疫増強薬となって、体が感染症と闘う手助けをします。
風邪は世界で最も流行っている病で、その感染力はあまりにも強く治療よりも予防が効果的とされています。
毎日にんにくを食べることによって、病気になった時の症状に強くなるだけでなく、風邪そのものを予防することができます。
毎日にんにくをひとかけ食べることで、風邪にかかる回数を63%下げ、また風邪の持続期間を70%下げることができるんです。
3.がんの予防になる
意外だと思う人もいるかもしれません。
でも、にんにくには癌細胞の育成を阻止してDNA、そして細胞の再生を助けると言われています。
にんにくに含まれる様々なミネラルやビタミンは、まさに特効薬です。
含まれている栄養分は、私たちが日常的に必要とするものばかりなんです。
WHOの推奨する前に市の推奨量は2～5.5グラム。
ちょうどこれがにんにくひとかけ分。
それに、にんにくの恩恵は、まだまだこれだけではありません。
4.デトックス効果
健康食のプロのような生活はなかなか難しいですよね。
体に悪いとわかっててもジャンクフードについつい手を伸ばしちゃう気持ちわかります。
しかし、そんな食品から体に溜まった有害物質や寄生虫、肝臓に溜まった治療薬の残りといった毒素を、体の外に出すというのもにんにくに秘められた効果なんです。
にんにくは、にんにくに含まれるビタミンA、ビタミンB、ビタミンCによって肝臓の働きを助けます。朝起きた時に気になるような口臭があり、目の下にクマができている時は肝臓が働きすぎている証拠です。そんな時こそにんにくパワーの出番です。
毎日、空腹な状態でにんにくをひとかけ食べることで、肝臓の働きが体中を超過して肌が輝かしく若返るんです。
また、にんにくは消化不良や食欲の減退などにも効果的なので是非お試しあれ。
悪い話ではないですよね。
5、咳がある時の治療薬
風邪をひいてしまって、その厄介な症状と戦わなくてはいけないというのも大変ですよね。
にんにくとビタミンCの組み合わせによって、免疫システムを最高の状態で働かせるという治療法は多くの人によって試されています。
ひどい咳は喉のイガイガから来ます。これは暖かいにんにくドリンクで痛みを取り去って治すことができるんです。
そんなガーリックティーの作り方はコチラ。
・にんにくひとかけをみじん切りにし、カップ一杯の熱湯を用意します。
・熱湯にみじん切りしたにんにくを入れ、成分を強めに引き出すため長めに浸します。
・少し臭いが気になるという人は、蜂蜜や生姜などを加えてください。
効果はすぐに実感できますよ。
飲むに連れて喉が落ち着いてくるはずです。
また飲むことでお腹にも良い効果が現れるんです。
ただし、にんにくの弱点はどうしても臭いが気になってしまうこと。
これだけの素晴らしい効果があるのに安心して使えないと思うかもしれません。
特に生のにんにくは臭いが強烈ですからね。
6、にんにくの臭いを消すポイント
しおれていない新鮮なにんにくを選ぶこと。
にんにくが新鮮であればあるほど匂いもあまりしません。
緑色の芽を取り除くこと。 緑色の芽が一番臭う原因です。
匂いのする部分を取り除くためみじん切りにしたにんにくは一度水にさらすこと。
にんにくを食べた後はヨーグルトを食べたり牛乳を飲んだりすること。
口臭の予防になります。
にんにくのカスを取り除くために食べた後はよく歯磨きをする。
にんにくを食べた後の臭いが気になる方はこちらの記事もおすすめです。
知ってました？玉ねぎとニンニクは口臭の原因となる？口内細菌を殺菌し、口臭を防ぐ10の方法。
7、ニンニクのさらなる効果
にんにくに含まれるアリシンには、抗菌作用が期待できます。
このためにんにくは耳の感染症などを防ぐことに有効なんです。
小さなにんにくのかけらを糸の先につけて耳に入れます。
もう十分だと思ったら引き抜けばOKです。
にんにくには、さらに私たちの髪の健康や、にきびの治療、皮膚病の治療、体重のコントロール、水虫の治療といった効果もありますから覚えておいてください。
また、にんにくの効果をてがるに取り入れることが出来る
ガーリックウォーターもおすすめです！