多くの人が白い歯は生まれつきのものだと思っています。生まれつき白いから、白くないかなのでどうしようもないと考えているのです。嬉しいこと自体は違います。特別な歯磨きのテクニックで白く輝く歯が手に入るのです。歯のお手入れをして素敵なスマイルを手に入れる前に
歯を白くするための最初のステップは正しい道具を選ぶこと、歯ブラシ歯磨き粉そしてマウスウォッシュも輝くようなスマイルのために重要な役割を果たします。
目次
1.正しい歯ブラシを選ぶ
最近の歯ブラシは歯を綺麗にするだけではありません。歯垢を取り除いたり、歯茎をマッサージしたり歯を白くしたりといった、目的別に歯ブラシを選ぶことができるのです。
輝くような笑顔を手に入れたいならブラシ部分に、ゴムが挿入されたものを選びましょう。このタイプの歯ブラシは歯のホワイトニングに特化しておりゴムの部分が、歯をよくこすって磨きます。
毛先の柔らかめの歯ブラシも歯の表面を磨くのに適しています。毛先が表面の繊維つまり着色汚れを落とすので、より効果的に歯を綺麗にしてくれるのです。
2.正しい歯磨き粉を選ぶ
ホワイトニング効果のある歯磨き粉は今ではほとんどのお店に売っています。多くの人の予想に反してこういった歯磨き粉には歯の色を変える漂白剤は入っていません。
ホワイトニング歯磨き粉には、歯を研磨する化学物質や粒子が入っています。これらの成分は歯の表面を磨いたり、汚れと結合して歯の表面から剥がす助けとなります。
多くの研究がホワイトニング歯磨き粉の研磨剤は歯にダメージを与えないとしています。エナメルに与えるダメージは、他のタイプの歯磨き粉に比べ多くはないということです。
3.マウスウォッシュに注意
歯の表面の着色汚れを落とす成分が入ったタイプのマウスウォッシュがありますが、その成分は過酸化水素や一般的な漂白剤です。そのようなマウスウォッシュを長期間使用すると歯の表面の着色汚れを落とし、白くすることができます。
ですが、商品を選ぶ時には注意が必要です。全てのマウスウォッシュが安全ではないからです。例えば、アルコールがたくさん入ったタイプのものは、ドライマウスを引き起こします。ドライマウスとは驚くことに口臭の最大の原因の一つなのです。
またこのタイプのマウスウォッシュは子供には、危険で口の中をヒリヒリさせることもあります。またクロルヘキシジンを含むマウスウォッシュは長期的な使用には適していません。味覚が変わってしまうことがあるからです。
4正しい磨き方で歯を磨く
歯磨きの道具を全て揃えたら、実際の歯の磨き方に入りましょう。歯ブラシは歯茎に対して45°の角度で当てます。往復運動を繰り返して優しく磨きましょう。歯が黄色い箇所が集中的に磨きます。外側だけでなく歯の内側も磨きましょう。
前歯の内側を磨く時は歯ブラシを縦に持って、上下に動かします。歯を磨き終えたら舌も磨きましょう。そうすれば、口臭の大きな原因となるバクテリアの増殖も防げます。
5.歯ブラシを定期的に取り替える
アメリカ歯科医師会によると歯ブラシは2から4ヶ月で交換すべきだそうです。毎月交換することも推奨されています。そうしないと歯の健康を守れないんだそうです。使い古して毛が広がった歯ブラシは歯を綺麗にしてくれません。
歯を効果的に磨けず、表面の着色汚れも取りきれないのです。それだけでなく古い歯ブラシを使うと、バクテリアを口に戻すことにもなります。白い歯を手に入れたいなら、毛先が広がってきたらすぐに歯ブラシを取り替えましょう。まだ使い始めて2ヶ月経っていなくてもですよ。
6.歯を白くする食生活にする
固くてカリカリした食べ物は歯を白く綺麗にしてくれます。白い歯に近づけてくれる食べ物いくつかご紹介しましょう。
イチゴにはリンゴ酸が豊富に含まれます、りんごさんは炭水化物を筋肉が使うエネルギーに変える手助けをします。それだけでなく歯の表面の着色汚れを分解してくれるんですよ。
ブロッコリーやカリフラワーと言った野菜は生で噛んで食べると歯を白くしてくれます。生でこれらの野菜を噛み砕くのは簡単ではなく唾液がたくさん出ます。唾液と硬い野菜の破片が歯についた着色汚れを分解するのです。
ナッツや種は素晴らしいスクラブ剤となります。アーモンドやクルミ、ひまわりの種などを食べると独特の食感がすくらぶのように、歯のエナメルの着色汚れを落とします。その結果、歯を変色から守り、白くすることができるのです。
パイナップルに入っているブロメラインという成分は炎症を抑えることです。またエナメル質を覆うタンパク質も分解します。ブロメラインは着色汚れや変色落としてくれるのです。タンパク質が分解された後は唾液で簡単にシミが洗い流されます。
ヨーグルトとチーズ、乳製品は歯のエナメルについた着色汚れを分解してくれる唾液を出しやすくします。さらにチーズには乳酸が含まれホワイトニング効果があります。乳酸はりんご酸と同じように、歯の表面の着色汚れをきれいにしてくれます。
セロリは水分含有量が非常に多く、歯の間に詰まった食べ物のカスを落として歯茎を強くします。それだけでなく、セロリは曲がりにくい構造をしており、スクラブの役割を果たします。そのため生のセロリを噛むと物理的に歯のエナメルの着色汚れが落とせます。
玉ねぎ玉ねぎは口臭の元となることもありますが、硫黄化合物の一種を含んでいるので歯にプラークができにくくします。この恩恵を受けるには玉ねぎを生で噛まなければなりません
7.敵を知る
歯の着色汚れの原因となったり、歯の色を暗くしてしまうものもあります。例えば、ブルーベリーやビート・アイスキャンディ・トマトジュース・醤油・バルサミコ酢など、また歯に着色しやすい飲み物もあります。
歯の表面には小さな穴があり、飲んだものを吸収するのです。そのため、色の濃い飲み物は全て歯に着色する可能性があります。朝歯を磨いた直後にコーヒーを飲む人は、習慣を変えてみることをお勧めします。ですが、朝コーヒーを飲まないとシャキッとしないという人は、少なくともコーヒーをミルクで薄めて、歯の着色を少しでも防ぎましょう。
他にも紅茶も歯に着色します。歯に着色しないようコーヒーから紅茶に変える人もいますが紅茶にはコーヒーと同じように歯を着色する、タンニンが多く含まれるということもおそらく知らないのでしょう。どうしても、お茶を飲みたいならホワイトティーや緑茶にしましょう。歯に着色しないことはありませんが、紅茶ほどではありません。
歯を白く保つためには避けた方がいい飲み物には他に炭酸飲料赤ワイン色の濃いジュースがあります。炭酸を飲まなければ生きていけないという人は、色の薄いものを選びましょう。ですが歯に着色しなくても、酸や人工甘味料はエナメル質にダメージを与えます。
そして最後にタバコを吸う人はやめるようにしてください歯の白い喫煙者はいません、チェーンスモーカーでなくてもタバコは歯を変色させます。歯がグレーや黄色がかってきます。それに喫煙は虫歯・歯周病など歯を失うといった深刻な歯のダメージにも繋がります。
8.毎日歯のお手入れをする
最後に鏡を見るたびに美しい白い歯でスマイルしたいという人は、毎日しっかり歯磨きをしなければいけません。キャサリン W ウィルソン医師によると歯は、1日2回磨かなければならないそうです。起きてすぐと寝る前です。
朝は寝ている間にたまったバクテリアと思考を落とします。口の健康を守る唾液が寝ている間は乾いてしまうからです。寝る前に張り付いた食べ物のカスを落としておくべきなのもこのためです。また必要に応じてデンタルフロスも使いましょう。