美味しくてつい飲んでしまうコーヒー。どうしても飲みたくなるときもありますよね。と言いますか最近は記事を書きながらいつも飲んでます。コーヒーの飲み過ぎかもしれない。ってか体にはどんな悪影響があるのだろう。
っと言うわけで今回は、コーヒーの飲み過ぎについてご紹介します。
コーヒーを飲みすぎている人へ
起きた直後は体が鈍く、立ち上がるのも一苦労。いつものように脳が機能しませんよね。幸いな事に、そんな状態でも体を元気にさせてくれるもの。
コーヒーは本当に魔法そのもの、気分が向上して、一時的に新陳代謝も良くなり、ある程度の時間は肉体的にも精神的にもすべてを安定させてくれます。しかし、よく身体に良いものでも過剰摂取は良くないと言います。コーヒーもそうなんです。
では、実際にどのくらいが飲み過ぎなんでしょうか。心配ご無用。今回コーヒーの消費量や飲み過ぎた場合のシグナルと健康上どのようなリスクがあるのかをご紹介します。
人によってコーヒーの許容度が違う
アメリカ人の約50%が、日常的にコーヒーを飲んでいると認めています。統計によるとコーヒーを飲む人は平均的に3杯も飲むそうです。毎日約3千万人のアメリカ人が、ラテ、カプチーノ、モカ、アイスコーヒーなどの飲み物を注文します。
どこで線引きをすれば良いのか分かっていたらいいですが、残念なことにほとんどの人はどのくらいが飲み過ぎなのか分かっていません。人によってコーヒーの許容度が違うからこそ、実はそう簡単ではありません。
許容度とは進退に悪い影響を与えない状態で、どのくらいカフェインを摂取できるのかということを意味していて、それは遺伝によるものまたはコーヒーを飲む習慣によって変わってきます。その許容度が個人によって変わってくるとしても、カフェインの過剰摂取をしている可能性は誰にでもあります。
1.不眠症
コーヒーで目を覚ます。それがコーヒーの役割です。でもほとんどの人は、コーヒーを最も不適切な時、例えば上司との大事な会議や厳しい教授の授業などに眠ってしまわないように飲むんです。実はコーヒーを飲み過ぎてしまうと眠りにつきたいとき、つまり夜に眠れなくなってしまうんです。
眠りにつくまで時間がかかってしまうだけではなく、睡眠の時間も質も低下させてしまいます。コーヒーは飲み過ぎると睡眠時間にも悪い影響を与えてしまいます。1日に小さなコップで3杯のコーヒーを飲んでも確かに睡眠に影響はしません。しかし、これは一人一人の遺伝や耐性よって変わってきます。
2.不安症状
カフェインは血圧や心拍数だけではなく、エピネフリンやコルチゾールなどストレスホルモンも増加せます。だからこそ、カフェインに敏感な人は少量のコーヒーでも不安な気持ちになってしまうんです。
その上にカフェインは中枢神経系の働きを早めるのでテンションが上がるんですね。残念ながら、コーヒーを飲む事をやめたとしても、このコーヒーによる誘発不安はすぐには消えません。逆にカフェインの禁断症状に悩まされるでしょう。
この物質に既に体は心理的にも精神的にも頼ってしまっているので、不安な気持ちになったり動揺をしてしまいます。だからこそ簡単な問題ではないんです。
3.腹痛
お腹を壊してしまった時のように、カフェインによってお腹が痛くなってしまうことがあります。ヨーロッパの研究者はコーヒーには、胃酸の生成を刺激するいくつかの化合物が含まれていると発見したそうです。
市販薬の中には、痛みを和らげて酸を中和させるものもありますが、これらは短期の解決策です。お腹の調子が戻らなくコーヒーが原因だと思うようであれば、コーヒーを飲む習慣を変えた方がよいのかもしれません。
4.腸の問題
コーヒーは2つの極端な方法で腸に影響します。体がまず示す反応が、すぐにトイレに行きたくなるということ。コーヒーには下剤効果のある成分が含まれているんです。飲み過ぎてしまうと下痢になる可能性も高めてしまいます。とは言え長期的には、日頃のコーヒーの摂取により脱水してしまいます。
次に便秘につながる可能性を高めます。どのスペクトルにいたとしても、トイレの問題により生活自体の質に悪影響を与えているようだったら、少しずつカフェイン摂取をやめていくべきなのかもしれません。
5.動悸
一杯のコーヒーを飲んだ後、カフェインへの刺激効果によりいつもより鼓動が早くなります。そしてあまりにも多くのコーヒーを飲んでしまうと心房細動をつまり心拍数が不規則になったり急速してしまうんです。そのせいで、すぐに息が切れてしまいます。
言うまでもなくそうなってしまったら怖いですよね。幸いなことにこれは、すべての人が体験する問題ではありません。最終的にはカフェイン耐性によって変わります。時には心臓の問題を抱えている人が、大量のコーヒーを飲んでも全く悪影響がない時もあります。
2016年に心不全患者51人に毎時100mgのカフェインを5時間与え続けるという研究が実施されました。ビックリなことに、彼らの鼓動や心拍数は変わりませんでした。どちらにしてもカフェインが強めのコーヒーを1杯飲んで、鼓動に違和感などを感じるようであればカフェインの摂取量を減らすことがおすすめです。
6.頭痛
カフェインは実際に、脳の血管を収縮させてしまい血流が遅くなるんです。実際ヒューマン・ブレイン・マッピングと言う名の科学雑誌に掲載された2009年の研究によると小さいコップに入れた2杯のコーヒーでも、脳内の血流を27%減少させるということが判明しています。
コーヒーの量を少なくするとどうなるのか気になるところです。血管はコーヒーによって引き起こされる、狭窄状態に慣れています。しかし、コーヒーの摂取量を少なくすると、血管が開き脳に酸素たっぷりな血液が流れるんです。これは良いことです。
同時に急に血圧が変わってしまうので頭痛を引き起こします。その重症度と接続時間は、脳がどのくらい早く血流の変化に適応するかで変わって来ます。
7.疲労
そもそもコーヒーを飲む理由って疲れを感じないために飲む物じゃないの?そうカフェインを飲むことで、周りに注意を払うようになります。しかし、それは眠気の原因でもある神経伝達物質のアデノシンの受容体をブロックしているからで、これには落とし穴があるです。
まずエネルギーがあふれた状態でいるのは通常5~6時間しか持ちません。一日中しっかり起きていたいのあれば、何倍ものコーヒーを飲む必要があります。どういうことかというと、コーヒーは自然の興奮剤で、その効果がなくなると崩れ落ちてしまうほどお疲れを感じるんです。
ある研究で毎日コーヒーを飲んでいる213人の人が16時間コーヒーを飲まない状態を調べてみました。結果、全員がいつも以上に疲れを感じたそうです。
8.うつ状態
日常的にコーヒーを飲んでいるという人は、コーヒーによって気分を高めることができるということを知っています。これはカフェインが、アデノシンを遮断する能力があるからで、それは注意力を高め気分を向上させるということです。
その習慣が突然途切れてしまうまでは大丈夫です。しかし、コーヒーが奪われてしまうと、うつ状態になってしまいます。一杯のコーヒーを飲まないだけで気分が下がってしまうようであれば、もしかしたらカフェインに依存しているのかもしれません。
9.イライラ
毎日コーヒーを飲んでいるという人は、朝の一杯を飲む前はイライラしていることが多いですよね。最初から意地悪な人だったということ?そんなことはありません原因はおそらくカフェインです。カフェインによるエネルギーの効果は約6時間持つということはもう知っていますよね。
つまり夜中に起きてカフェインを摂取しないと、一晩コーヒーなして過ごした禁断症状を感じているんです。人によってはカフェイン飲料の摂取を止めようとする人ほど気分が下がったりイライラしてしまいます。
カフェインに頼っている大人94人を対象にした研究によると89%の人が何度かカフェインを止めようとしたけど無駄になってしまったそうです。毎回カフェイン中毒から抜けようと試みたけれど、究極それが怒りやイライラに代わってしまいました 。