なぜアマニオイルは健康や美容に良いのか?7つの理由

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アマニ油を摂る理由

アマニ油を摂ることでなぜ多くの良い効果があるのかというと、毎日摂っていなければならない油だからです。なぜかというとアマニ油に含まれているオメガ3脂肪酸にはアルファリノレン酸という油を豊富に含んでいます。このアルファリノレン酸は体内に入ると青魚に多く含まれているDHAやEPAという油に変化します。EPAやDHAはともに、体内でほぼ作ることができない必須脂肪酸の一種で、魚の油に含まれ青魚など脂の乗った魚に含まれています。

EPA(エイコサペンタエン酸)は血液サラサラ効果があると1960年代に発見され、血液を健康に保ち血栓が出来にくくしたり、高脂血症を予防し動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を予防するという働きがあります。「頭の働きがよくなる」でおなじみのDHA(ドコサヘキサエン酸)は1980年代の後半に脳や網膜などの神経系に豊富に含まれている栄養素であることが発見されました。

アマニ油を摂ることで健康効果が望めるのはDHAやEPAによる様々な健康効果があるからです。

DHAやEPAという油は人間には必須です。この油が不足することによって体に不具合が発生します。元来、日本人は周りを海に囲まれているという特徴から昔から魚を多く摂り続けて来ました。青魚に多く含まれているDHAやEPAを補給し健康を維持していたのですが、現在は肉食が進み魚離れが進んでいてDHAやEPAが慢性的に不足している状態になっています。

健康のためにできれば摂れば良いという油ではなく、必ず取らなければならない油なので健康効果が期待できるというわけです。実際、毎日魚を食べるもの難しいので、魚の代わりに摂り易いアマニ油を利用すると良いのです。

1.筋肉の増強

アマニ油を摂ることで筋肉が強くなります。これはアマニ油から作られるEPAによる効果です。

EPAの働きを調べた研究により分かりました。研究は、魚を多く摂取する高齢者は筋力が強いといった結果から、EPAの働きによって筋力が増強されているのではないかと調べた研究です。研究の結果から EPAを含むオメガ3脂肪酸が細胞内シグナルに影響を与えてタンパク質の合成を促す効果があるということが分かりました。

筋肉を増やしたい男性や筋肉を増やしてキレイに痩せたい女性にはアマニ油を摂ると筋力が増えやすくなります。もちろんアマニ油だけではなくしっかりとタンパク質も併せて摂ることが大事です。

2.便秘を解消

便秘になってしまう原因として腸の善玉菌が少なく、悪玉菌が多いことで腸内環境が悪化しているケースが多々あります。アマニ油から作られるEPAは腸内の炎症を抑えて、善玉菌を増やしてそして腸内環境改善する効果があります。そのためアマニ油を取るだけでも便秘が解消されるんです。

あまに油を摂取し始めてから便秘が改善したという例も多く、便秘がある方はとりあえずアマニ油を摂取してみましょう。

3.うつ病や不安を改善

アマニ油はメンタルを強化し、うつ病や不安を改善する効果があります。
メンタルの低下というのは脳機能の低下から引き起こされている場合があり、アマニ油で改善できるということなんです。

国立がん研究センターの行った研究、対象者2240名のメタアナリシスで解析という正しい結論を導き出す信頼性の高い評価方法を使った研究から、グループを低心疾患のあるグループ、体に疾患のあるグループ、健康体のグループの3つに分けて、それぞれオメガ3脂肪酸を摂取させたグループとそうでないグループの変化を比べました。この結果オメガ3脂肪酸を摂取したグループは、オメガ3脂肪酸を摂取していないグループと比較して不安症状が軽減したという結果を出しています。

人も心肺疾患や精神疾患などの臨床症状を持っている方ほど、抗不安効果があることが分かりました。よりその不安の症状が強い方ほど、その不安を軽減する効果が非常に高いことが分かったんです。

また別の研究では、うつ病に関しての研究の結果があって症状の酷いうつ病患者22名に対してオメガ3脂肪酸を8週間、毎日摂取させたところうつ病の改善効果を得られました。これはオメガ3脂肪酸を含むアマニ油を取ることでメンタルが強化され、不安やうつ病改善することを指しています。

不安になってしまいやすい人や落ち込み気味の人などはアマニを油を積極的に摂ると良いでしょう。

4.食物アレルギーを改善

アマニ油から作られるDHAやEPAはアレルギー反応を抑える効果があるんです。
宮崎大学医学部の深谷氏が行った研究では、卵白アレルギーの食物アレルギーモデル使い、卵白にアレルギーがあるマウスにアマニ油を添加して餌を摂取せることでアレルギー症状の変化を調べたもので、その研究の結果として下痢の発症率を90%を改善させました。

アマニ油で食物アレルギーを改善できるところが分かりました。この研究からアマニ油が植物アレルギーを抑制するという効果があることが証明されました。何か食べ物によってアレルギーが出てしまう人はアマニ油を取ると改善できるかもしれません。

5.ダイエット効果

アマニ油はダイエットにも効果があります。オメガ3脂肪酸は体内に不足することで太り易いなってしまいます。それを補給することでダイエット効果に繋がります。油と摂取して痩せるはずが無いと思う人もいると思いますが、これにも研究があります。

アマニ油がメタボリック症候群を改善できるかということについて調べた研究で、9人を対象にアマニ油を摂る時期と取らない時期で4ヶ月の間、比較・観察したものです。最初の2カ月間は約1,800キロカロリーの食事を基本食として、アマニ油を追加で摂るように生活し、次の2カ月間は基本食と運動でアマニ油を摂らずに生活しました。その結果、開始から2ヶ月をこれは基本食とアマニ油の摂取だけで運動を行っていない時期に、ウエストサイズの減少が見られたとのこと。

この効果は摂取したオメガ3脂肪酸がDHAという油に変換されて、DHAは脂肪酸の酸化を抑制することで、脂肪の分解と燃焼が促進されて内臓脂肪の量が減少させるに至ったと考えられています。

この研究ではもちろん体重の減少も確認されています。ウエストを小さくなり体重が減るということは、ダイエットの有効性が高いと言えるでしょう。またDHAやEPAには血液をサラサラにして血流を改善する効果があります。そのために代謝が上がって痩せ易い体にするという特徴もあるんです。

さらにEPAには血糖値の急激な上昇を抑えるの効果があります。これはインスリンによる中性脂肪の生成を抑えることができ血糖値の急激な上昇を抑えた結果、満腹感が長く続くようになり空腹を感じづらく食欲を抑制する働きがあります。

前述で述べたように、アマニ油には筋肉を増強する効果があるので、筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、痩せやすい体質になります。キレイに痩せるためには筋肉が非常に大事になるので筋肉を増やしつつ痩せる効果というのはとてもありがたいことですよね。

キレイに痩せられるということは、単に細いという事ではなく引き締まった体を作るということです。
だから、ダイエットしたい人や痩せ易い体を作りたい人は、まずアマニ油を摂るようにしましょう。食事制限や運動するのは大変なので、まずは簡単なアマニ油を摂る習慣から始めてはいかがでしょう?

6.中性脂肪やコレステロールを低下

中性脂肪とは余った脂肪が皮膚の下や内臓に溜まって太ってしまったり、あるいは血液中に多くなると動脈硬化の原因となります。

今回のコレスロールというのはLDLコレステロール、つまり悪玉コレステロールのことで、この悪玉コレステロールが増えすぎると動脈硬化の原因になります。中性脂肪の悪玉コレする高い状態を脂質異常症と言うんですが、この脂質異常症だと動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こすリスクが高くなります。

また深部静脈血栓症といって足の太ももや脹脛など静脈に沿って青い血栓が出来てしまう場合があります。これも動脈硬化が原因で作られます。これができると血栓が途中で剥がれた場合に、脳や心臓で詰まることで、脳疾患や心臓疾患になるリスクが上がります。静脈血栓症も要注意です。

中性脂肪が高い人やコレステロール値の高い人は、予防のためにもアマニ油を摂った方が良いでしょう。油を摂って予防できるとは考えにくいという人もいると思いますが、研究結果から分かっていることなんです。

ポーランドのヴロツワフ大学大学で行われた研究で、軽度の高コレステロール症と診断された50代の男性43人と女性107人を対象に、アマニ油を1日に15㎖大さじ1杯を4週間の間とり続けた場合にコレステロールと血圧がどう変化するとかいう影響を評価したものです。この研究ではアマニ油を摂ることによってLDLコレステロール(悪玉)が大幅に減少し、HDLコレステロール(善玉)が増加したという研究結果と発表しました。

アマニ油を取ることで男性の下の方の血圧が下がりました。女性は上の血圧と下の血圧どちらも下がりました。まだ血圧の高い女性では、アマニ油を摂ることによってLアルギニンという物質が増加しました。Lアルギニンというのは女性の不妊に対して良い効果のある物質なんです。アルギニンは子宮放射状動脈の血流と内膜を増加させる効果が期待でき、妊娠しにくい女性の妊娠促進効果や妊娠高血圧症の予防効果があります。アマニ油を取ることで不妊症に対しても効果があるということが分かりました。

また、オランダで行われ研究でもアマニ油を2週間摂取することで総コレステロール値、悪玉コレストロール値や中性脂肪が下がったという研究があり、アマニ油はコレステロール値を下げるのは間違いないだろうと結論付けています。

ギリシャで血圧についてもアマニ油使った研究があり、12週間余りを継続摂取した場合の血圧の変化を評価したところ、59名平均値で上の血圧が120から112へ下がり、下の血圧が80から70に下がったという研究結果となり、血圧についても下げる効果あるのは間違いないとされています。

血圧やコレステロールの高い方は、食事にアマニ油を意識して摂るようにしてみてはいかがでしょう。

7.髪と肌の若返り効果

アマニ油に含まれるオメガ3脂肪酸は、様々な美容多くがあります。この美容効果で得られるものは例えば、肌をキレイにしてくる美肌効果とか髪をキレイしてくれる美髪効果。そして白髪とか抜け毛やとか枝毛やフケなど髪の悩みを改善してくれる効果があります。

なぜ美容面で素晴らしい効果あるのかと言うと、美容に特化した効果ではなく体の全体を改善した結果として目に見える形で美容の効果が出るということなんです。アマニ油に含まれるオメガ3脂肪酸や多くの良い効果がありますが、その一つに細胞を柔らかくする作用があります。

私たちの体はだいたい37兆個とされています。手や足も体も内臓や骨とか筋肉そして目や耳などすべての組織はとても多くの細胞から作られています。そして細胞というのは一つ一つが細胞膜という膜で覆われて形を作っていて、この膜は油で作られいます。これを作る油の種類によって質や硬さが変わって変わって来ます。

アマニ油に含まれるオメガ3脂肪酸は細胞を柔らかくする作用があり、サラダ油、肉、お菓子や揚げ物で使われているオメガ6脂肪酸は細胞膜を硬くする作用があります。2つの脂肪酸のバランスを取ることで細胞膜を柔らかすぎず硬すぎずと正常な細胞として機能しますが、細胞膜を硬くするオメガ6脂肪酸ばかりで細胞膜が硬くなってしまった場合、細胞は中と外で栄養と老廃物を行き来させること出来なくなります。栄養や老廃物を通す膜が機能しなくなって来ます。すると細胞は硬いばかりか栄養はもらえずにそして中に蓄積した老廃物排出できなくなります。

その結果どうなるかというと、ガサガサの肌やバサバサ髪の毛とかあるいは白髪とか抜け毛や枝毛といった問題が発生します。そこでアマニ油を摂るとオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスが良い状態で細胞膜を作ることができ、肌とか髪の細胞膜も柔らかくなります。肌や髪が柔らかくなるつまり若返り効果を得られアンチエイジング効果が期待できます。

また肌や髪の細胞に栄養が行き渡り老廃物を拝することでデトックス効果が期待でき、細胞の働きが正常化して肌のキメが細かくなりハリのある肌になります。またシワが減ってそして髪ではツヤ、ハリやコシなどが改善してさらに白髪や枝毛なども改善することが出来ます。

ですので、綺麗になりたい人やアンチエイジング成功しては人は、スキンケア商品も大事かもしれませんが、まずはアマニ油を利用して体の中から美容効果を得てみると良いでしょう。