女性ホルモンの話なのですが、これがまた男性に関係しているらしいです。
それは何かと言うと、性欲らしです。
男性ホルモンの不足が原因で性欲が減退するのかと思いきや、女性ホルモンが欠乏することに起因しているようです。
っと言うわけで今回は、女性ホルモンについてご紹介します。
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目次
知っておきたい女性ホルモン
自分の体に何らかの問題が現れるまで、「エストロゲン」というホルモンの存在なんて気にもしませんよね。
しかし、疲労・気分変動・睡眠障害などのおかしな症状がある場合は、エストロゲンの過剰が原因かもしれないので、エストロゲンについて考えてみる良い機会かと思います。
エストロゲンのバランスの乱れが体に及ぼす影響や、その対処法を学んでいきましょう。
エストロゲン過剰が引き起こす症状は、見る前にエストロゲンとは何か、またどうしたら過剰摂取してしまうのかを見ていきましょう。
1.エストロゲンとは
エストロゲンは生殖器系の発達と調節に関わる主要な女性ホルモンです。
これにより脇毛、乳房の成長、月経といった性の身体的特徴が現れます。
主に卵巣で分泌されますが、脂肪細胞と副腎も関わっています。
男性も女性もエストロゲンを分泌しますが、男性はより多くのテストステロンを分泌するのに対し、女性ははるかに高いレベルのエストロゲンを分泌するのです。
生理がある女性には、エストロゲンレベルは、1ヶ月の間上昇したり下降したりして排卵や月経を促します。
エストロゲンレベルは思春期や妊娠中に自然に上昇し、閉経期に月経が停止すると低下します。
2.エストロゲンの上昇の原因
これらの場合を除き、エストロゲンレベルはバランスが取れているべきですが、中にはエストロゲンのレベルを高いままにする原因となるものもあります。
a.食生活
有害な農薬や除草剤また、成長ホルモンを含有する食品に含まれているので、エストロゲンのレベルの上昇は珍しくありません。
スーパーで食品を購入する時には注意しましょう。
できるだけどんな化学物質も含まない。最も自然な食品を消費するために、食品表示と生産地をチェックして下さい。
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b.プラスチック
ペットボトルの容器は通常ビスフェノールA、BPAのような危険な化学物質で作られています。
エール大学のヒューエス・テイラー博士はこれらの化学物質が体内で、エストロゲンを模倣しマイクロプラスチックとして、体内に入ると述べています。
テイラー博士が行ったマウスを使った実験によると、BPAはマウスの膣に異常を引き起こすことが実証されています。
c.アルコールの過剰摂取
アルコールを飲みすぎるとエストロゲンを代謝する肝臓の機能を妨げます。
そのまま行くと、エストロゲン優位になってしまうかもしれません。心臓・病糖・尿病・肥満・高血圧・重度のストレスが溜まっている場合、体がエストロゲンの過剰に分泌する可能性があります。
エストロゲンが過剰で、このホルモンが他のホルモンを支配してしまう状態をエストロゲン優勢と呼びます。
では女性における、エストロゲン過剰の兆候を見てみましょう。
よく見て、気になることがあったらためらわずに医師に相談してください。
エストロゲンレベルが高い場合、次のような潜在的な症状があるかもしれません。
3.乳房のはりや過敏
乳房はホルモンに非常に敏感なので、多くの女性は生理中や妊娠中に乳房の変化を感じます。
乳房に痛みを感じたり、いつもより張っている場合エストロゲンレベルが過剰である可能性があります。
プロゲステロンは、卵巣から分泌されるもうひとつの重要なホルモンで乳房組織が過敏になるのを防ぎます。
しかし、エストロゲン優位の状態では、プロゲステロンが役割を果たせず、その結果乳房が痛むことになります。
4.気分変動
エストロゲンは精神状態と気分にも影響を与えます。
エストロゲンは、月経開始時に感情を導く部分なので、PMSの時の気分に似ています。
いつもPMSの時は、理由もなく気分が落ち込んだりイライラしたり不安になったり、自信を失ってしまう気がするのなら、エストロゲン過剰の作用を想像できますよね。
エストロゲンの分泌量が多ければ多いほど気分の変動が激しくなります。
5.乳房の繊維嚢胞性のしこり
しこりと聞いてパニックに必要はありません。繊維嚢胞性のしこりは良性である程度のものまでは正常です。多くの女性は月経の直前に経験します。
しかし、常に乳房にしこりがあるのであればエストロゲン過剰症の可能性があります。
さらに敏感だったり痛みを感じるかもしれません。乳房組織にしこりが見つかった場合には、すぐに医師に相談するようにしてください。
6.抜け毛
ある程度の抜け毛は正常ですが、
アメリカ皮膚科学アカデミーによると、人間は毎日約50から100本の髪の毛も失うということなので、多少の抜け毛は心配無用です。
エストロゲン過剰は髪を太く豊かにしてくれるので実際のところ、女性にとっては朗報です。
しかし、男性がエストロゲン過剰な場合、テストステロンよりもエストロゲンが多いというホルモンの乱れにつながる可能性があり、必要以上に抜け毛が増加するかもしれません。
男性はまた、抜け毛がストレスになる可能性があり、それがさらなる抜け毛を招いてしまうのです。
抜け毛の量も、自分のライフスタイルに関係していることを忘れないで下さい。
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7.体重の増加
食べ過ぎたりずっとソファーに横になっているわけではないし、逆に運動もしていてきちんとした食事を摂っているのに体重が増えるのはなぜ？特にお尻やお腹周りが太ってきたならばエストロゲン過剰が原因である可能性があります。
その上、お腹が張って苦しくなるかもしれません。
体重を減らすだけで十分大変なのに、その前に過剰なエストロゲンを減少させなければならないので、エストロゲンの過剰で痩せるのがさらに難しくなります。
8.月経不順
規則的だった月経が突然早く来たり遅くなったりするのは、女性にとって重要な兆候です。
ホルモンが月経周期をコントロールしていますが。
ホルモンが乱れると月経期間全体が不規則になる可能性があるのです。
早かったり遅かったりする他に、月経が重くなるかもしれません。
脂肪細胞がエストロゲン分泌の役割を果たすことは説明しましたが。最近、体重も脂肪も増えたのであればエストロゲンの分泌量も増えたということ。
すると子宮内膜が厚くなり、月経がより重くなってしまうのです。
9.よく寝られない
エストロゲンは睡眠障害の原因になる可能性もあります。
おしゃべり好きで眠れないのかもしれないし、逆にいつも眠気を感じているかもしれません。
特に理由もなく、ストレスレベルにも変化ないのに睡眠パターンが突然変化した場合は注意しましょう。
エストロゲン過剰になるとプロゲステロンが低下します。
プロゲステロンは、体を落ち着かせ睡眠を促す効果があります。
この二つのホルモンのバランスが取れているとよく眠ることができますが、そうでないと夜間だけでなく一日中落ち着かずに疲労感を感じてしまうのです。
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10.疲労感
よく寝れなければ疲れているのは正常です。
ですがライフスタイルが変わっていないのに、常にいつも以上に疲れているならホルモン値をチェックすべきという警告サインかもしれません。
エストロゲン優位が甲状腺に影響を与えると、疲れにつながります。
体重増加、気分変動、睡眠不足が活動量を下げることは不思議なことではありません。
エストロゲン過剰がこれらの症状を引き起こしている場合どうすればいいのでしょうか？
11.改善方法
a.肝臓を大切にする
肝臓の重要な機能についてはすでに前述したので、きちんと大切にしていれば改善が促されます。
肝臓に優しくするにはどうすればいいのでしょう？お酒をやめて肝疾患と脂肪肝に気をつけて下さい。
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b.食物繊維の摂取量を増やす
過剰なエストロゲンの対処方法の一つは消化なので消化器系は、最高の状態でなければいけません。
消化を促進するためには食物繊維が必要です。
優れた繊維を含んでいるのは、洋梨、りんご、ラズベリー、ズッキーニ、人参などの果物と野菜。
ナッツ、種子、全粒穀物も効果的です。
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さらなる助けが必要な場合は、食物繊維のサプリメントも消化力を向上します。
自分へのご褒美には、食物繊維が多いダークチョコレートもおすすめです。
c.薬をを服用する
卵巣にエストロゲンの分泌を停止させる薬は医師に処方してもらうこともできます。
自己診断や自己治療はやめましょう。
病院に通うのは面倒かもしれませんが、診断を受けることで安心感が得られ、最善の治療法を見つけられるはずです。
