ビタミンDが不足している症状の8つとビタミンDの多い食品

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健康

昔はよく、「ビタミンCを取りなさい。」「あれを食べなさいビタミンBが豊富だから。」「これを飲みなさいビタミンがたくさん入っているから。」「ビタミンは大事なんだからしっかり取りなさい。」っと、親・先生・お医者さんと偉大な人達から言われたことがありませんか?

ビタミンが大事なのは、小さい頃から刷り込まれていますよね。今では、その教えもあり自主的に、同僚から頂いたマルチビタミンのサプリメント「MENS’s MEGAMAN」を摂っているわけです。メガマンってなんやねん!って話はおいておいて。

とにかく「この教えを、後世まで語り継がのうてはいけんとです!」

お父さん!お母さん!ビックな男じゃなくて、メガな男になるからねー!

っと言うわけで、今回はビタミンについてのお話です。

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ビタミンD欠乏症

ビタミン欠乏症は健康に大きな打撃を与えます。今日は、体にとても大切なビタミンDに注目しましょう。ビタミンDが足りていないことを示すサインにはどんなものがあるか、それはどのぐらい深刻なのか、もっと摂取するにはどうしたらいいか。ご紹介します。

1.無駄にそして過剰に汗をかく

長時間走ったときや、暑い日には汗をかくのは当然のことですが、汗をかきすぎたり、出る理由もないのに汗をかいているとしたら、ビタミンDが欠乏しているからかもしれません。そんなに暑くないのに大量の汗をかいていることに、気づいたら医師に相談したほうがいいでしょう。

小さなお子さんのいる親御さんは、大量の汗をかく幼児は多くの場合、ビタミンD欠乏症等を疑いがあるということを知っておいてください。

2.骨が痛くなる

歳を取ると関節や骨が痛むのはよくあることですが、骨の痛みはビタミンD欠乏症が原因の場合もあります。骨を強くするには、カルシウムが必要だと聞いたことがある人も多いはず、ですがビタミンDが足りなければ、あまり意味がないんです。

ビタミンDが足りていなければ健康な骨の組織を作るために必要な量のカルシウムは吸収されず、骨軟化症と呼ばれる骨のの弱化を引き起こします。そうなると骨が過敏になり骨折や骨粗しょう症の原因となってしまいます。

3.筋肉痛がなかなか治らない

運動した後、筋肉痛になって治るのにしばらくかかったという経験はあると思います。運動すると筋肉に微細な裂け目ができて、治癒するのにしばらくかかるのでこれは当然のことです。しかし、すぐに筋肉痛になってしまって、なかなか治らないならビタミンDが足りていない証拠かもしれません。

骨や筋肉の痛みに加えて、ビタミンD欠乏症は全身の慢性的な痛みを引き起こします。この衰弱した状態を繊維筋痛と言い、これにかかってしまうと悲惨な痛みに苦しむことになります。

4.体調を崩しやすい

今年に入って風邪を引くのはもう〇回目なんて方はいいますか。この原因はビタミンDの欠乏によって免疫システムがうまく機能していないからかもしれません。

ヴァインスタイ医学研究所が2011年に行った研究では、ビタミンDが骨の健康をサポートする以上の働きをしていることを発見しました。免疫システム内の細胞がビタミンDに触れると結合する様子が見られたのです。これは、免疫力を高め風邪の感染やインフルエンザなどの病気に対する免疫力がビタミンDによって強化されることを表しています。

特に、冬場の季節にはビタミンDを十分とりましょう。

5.エネルギーが持続しない

午後4時くらいになると瞼がレンガがみたいに重くなって、デスクから立ち上がる気力もないなんてことがありませんか。こんな風になってしまうのにはいくつか理由があります。例えば前日に夜更かししたとか、ですがビタミンDが足りていないことが原因の場合もあります。

毎日異常なほど疲れてどうしようもない人は、ビタミン以前のお話でお医者さんに相談したほうがいいでしょう。コーヒーはおいしくて気分もスッキリしますが、それに頼りすぎるのはお勧めできません。

6.切り傷やあざが、なかなか治らない

小さな傷や火傷が治るのに他の人より時間がかかるという方はいますか?それには、いくつか理由があります。タバコを吸う人は体の酸素量が少ないために、治癒が遅れる場合があります。

糖尿病の人が傷が治るのに、時間がかかると気づいた場合は、体内のビタミンDの値によく注意してください。臨床栄養学を専門とするナンシー・ミュノス医師他、科学者や医療専門家によると、ビタミンDは血糖値に働きかけコレステロール値を安定させるそうです。

糖尿病の人は、これが両方に問題を抱えがちなため、ビタミンDの値に注意することが、非常に大事です。

7.普段より頭髪が多く抜ける

平均すると髪は毎日50本から100本抜けます。ちょっと怖いですね。ビタミンD欠乏症の人がそれどころではない本数が抜けるため、自分でもおかしいと気づくことになります。

薄毛対策の治療ではビタミンDを使うこともあります。ですが、遺伝やの他の疾患が原因の薄毛もあります。普通ではあり得ない量の髪が抜ける場合は、何かしら体に異常がある場合があるので、お医者さんに相談し問題の根本を見つけましょう。

8.悲しい気持ちを振り払うことができない

うつは重大な病気です。うつ病で苦しむ人の多くが食欲の減退、倦怠感、さらに体の痛みも経験します。ですがビタミンDがうつ病に等関係するのでしょうか?

信じられないかもしれませんが、大きな関係があるです。雑誌サイコロジー・トゥデイによると、ビタミンDは唯一、ホルモンでもあるビタミンなんだそうです。口から摂取または、肌から吸収されるとビタミンDは、ドーパミンやセロトニンといった脳の働きに強い影響を与える神経伝達物質を分泌します。

ビタミンDとつ病の相関関係を調べた研究では、うつ病が存在する部分にある細胞にビタミンの形跡が発見されました。このためビタミンDの投与を含む治療は、うつ病や不安障害に効果がある場合があるのです。

☆ビタミンD欠乏症になるの防ぐには

さて、ビタミンD不足に気付くための症状は分かりましたよね。ですが、ビタミンDをもっと摂取し、将来また欠乏症になるの防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?まずは、ビタミンDが、豊富な食べべ物を摂ることから始めましょう。

ビタミンDが豊富な食べ物は次の通り、さけ、ニシン、イワシなどの脂質の多い魚です。オレンジジュース、豆乳、チーズ、卵の黄身、きのこ、カキやエビなどの食べ物を食生活にもっと取り入れると、同時に外に出て太陽からビタミンDを取り入れることもできます。

また、サプリメントを飲むのはビタミンDの摂取を増やすためには最も簡単な方法の1つです。

関節炎財団によると、1日に10分から15分、太陽の下で過ごすことによって、ビタミンDを十分補給することができるそうです。窓を開けて座っているだけでもいいんですよ。ただ日焼けには気をつけて、日焼け止めを塗ったり肌を保護する服を着るの忘れないでください。

☆ビタミンDの過剰摂取

ビタミンDにはビタミンという言葉が入っていますが、全く無害だという意味ではありません。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」こういう諺があるとおり、ビタミンD過多ということもあり得るのです。ビタミンDの過剰摂取は珍しいですが起こりえます。

ですので、摂取量には注意してください。ビタミンDの過剰摂取の軽い症状には、吐き気、便秘、焦燥状態などがあります。人生における物事がたいていそうであるように、バランスが大事です。

☆新型コロナウイルスの重症患者はビタミンD不足である可能性

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化の因子として、年齢や慢性疾患の有無、性別などの可能性が指摘されていますが、新たな研究により、「ビタミンDレベル」と重症化との関係が明かされています。

必須栄養素の1つとされるビタミンDは脂溶性ビタミンの一種であり、自然免疫応答と適応免疫応答のいずれにおいても重要な役目を持ちます。ビタミンDを含む食べ物は存在するものの、一般的な食生活でビタミンDを十分に摂取するのは難しく、日光浴をして体内でビタミンDを生成することも重要となってきます。

ルイジアナ州立大学健康科学センター・ニューオーリンズのFrank H. Lau氏が率いる研究チームは、ビタミンDとCOVID-19の関係性を確かめるべく、COVID-19患者の医療記録をたどり、ビタミンD欠乏のサインとなる25-ヒドロキシビタミンD(25OHD)について調べました。25OHDが30ng/ml以下であれば、ビタミンDが不足していることを意味します。

20人の患者の25OHDを調査したところ、患者のうち65%がICU(集中治療室)行きという状況において、一般病棟患者のビタミン欠乏症の割合は57.1%でしたが、ICU患者のビタミン欠乏症の割合は84.6%に上りました。また、ICUに入った患者のうち「75歳未満」に対象を絞ると、ビタミン欠乏症の割合はなんと100%になったとのこと。

ICUにいるCOVID-19患者のうち血液凝固の症状が見られた人は62.5%で、リンパ球の減少は92.3%でした。これらを総合して、研究者はビタミンDの欠乏が血液に影響を与え、免疫反応に混乱を起こしているのではないかと仮説を立てています。

また、アフリカ系アメリカ人やホームレスに見られるCOVID-19重症化は、ビタミンD欠乏症が関係していることを研究者は示唆。

加えて、イタリア・ギリシャ・スペインといった、COVID-19が深刻な被害をもたらしている国では、ビタミンD欠乏症の割合が70~90%にのぼっており、ノルウェーやデンマークではこの割合が15~30%と比較的低いことも指摘されています。

なお、今回の研究結果はサンプルが限られたもので、論文も査読を経ていないため、正確な結論を出すには、リスクにより分類した被験者を対象したランダム化比較試験を行う必要があるとのことです。