顔の発疹・腫れ・ヒリヒリ・麻痺などの症状は、体の内部が問題だった?!11個の顔に出る不調症状

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健康

外見でわかるものは色々あります。例えば、その人の個人的なスタイルや、もしかしたらおよその年収も。ですが、それ以上に人の見た目は、その人の健康状態を示すもの。鏡を覗いて見るだけで、体があなたに伝えようとしている問題を知ることができます。

アメリカ皮膚科学の専門家シンディー・オーエン博士は、外部の変化が内部の深刻な病気の始まりを知らせると述べています。今回紹介する、顔に直接現れる11の内部問題の症状は、特に注意しておきたいところ。

健康問題の早期発見が重要ですね。

1.赤血球数の減少、貧血症

鼻の下、唇の上の三角形の領域が、灰色がかった青色に変色しているという人は、血行不良のため十分な酸素が得られていない可能性があります。この酸素欠乏症は、肺や心臓病などの様々な病気によって引き起こされます。また、赤血球数の減少つまり貧血が原因の可能性もあります。

赤血球が少ないということは、臓器や組織に運ばれる酸素が少なくなっていることを意味します。このような変色を発見し、なかなか元に戻らない場合は、近いうちに医師に相談してみましょう。

2.甲状腺機能低下症または甲状腺中毒症

非常に敏感、光沢があるまたは腫れた目のこのような変化に気づいたという人は、もしかすると甲状腺機能低下症または甲状腺中毒症の最初のサインかもしれません。病気になってしまった甲状腺は、過剰量のホルモンを生産します。結果、多くの酸素が必要になるまで目が自然と大きくなり、常にびっくりしているような表情になってしまうのです。

目の脂肪組織が腫れて血神経を潰してしまいます。多くの甲状腺患者がぼやけた視力と奇妙な色認識を訴えることが多いのはこれが原因です。甲状腺の病気は、冗談抜きに重病です。言うまでもないですが、これらの症状が見られた場合、できるだけ早く医者の診断を受けてください。

3.長睫毛症

素敵な目元を強調してくれる、長くて太い美しいまつ毛を望んでいるという人はさんいますよね。ほとんどの人がそうだと思います。しかし、異常なほど早くまつ毛が伸びているようであれば、何か問題が起きている可能性があります。よりカールている太い長いそしていつも以上にまつげが染色されるという症状は、すべて長睫毛症と呼ばれる病気が原因です。

生まれつきの人もいますが、結核や免疫不全症のような深刻な病気によって引き起こされることもあります。他にも特定の薬の副作用としてこのような症状が見られることもあるそうです。

4.ヨード欠乏症

目の周りが腫れぼったくなったり、肌が乾燥したり、髪の毛が薄くもろくなっているようであれば、これはヨード欠乏症の最初のサインです。ヨウ素は甲状腺をしっかり機能させる役割を持っています。繰り返しになりますが甲状腺の病気は深刻です。

甲状腺が病気になると、全身に影響を与えます。顔以外の症状だけではなく、体重が絶えず変動したり、前より寒さに敏感になったという人は内分泌科医に相談してみてください。

5.黄色板腫

まぶたにある柔らかく黄色みがかった斑点がある人や 、皮膚に黄色っぽいコレステロールがあるという人は、心臓病を発症するリスクが高いです。無害に見えるかもしれませんが、これらの斑点は体が脂肪を適切に対処していないというサインです。結果、アテローム性動脈硬化症と呼ばれる状態をもたらす可能性があります。

これは、13000人の参加者を対象に2011年に行われた研究では、デンマークの研究者によってあることが明らかになりました。コレステロールが入ったのうがまぶたにあると言う70%の人が、将来硬化した動脈を発達させる可能性が高いという発見をしたのです。その上今後、数十年以内に50%の人が心臓発作を起こす危険性が高いという。結論も出ているのです。

目元に黄色板腫があるという人は医師に言って、心臓の健康を考えた生活を送るように心がけてください食生活の改善や適切な運動も大切です。

6.アレルギー

統計によると目の化粧品を使ったことがあるという人は、3人に1人は少なくとも一度はアレルギー反応を経験している。皮がむけたり瞼が赤くなるということはアイメイクのために使っている化粧品や化粧水が体に合っていないというサインです。

アレルギー反応というのはほとんどの場合、保存期間を延ばすために化粧品に付加されている防腐剤によって引き起こされます。

このような問題を避けるためには、色々な成分があまり含まれていない化粧品を選ぶのがおすすめです。また腕などでパッチテストをしてから使いましょう。

7. ビタミンDの欠乏

常に耳が痒いという人は、湿疹・感染またはある種のアレルギーの可能性があります。湿疹や刺激もしくは似たような皮膚の問題があるということは、日光のビタミンでもあるビタミンDの摂取量が異常に少ないということ。だからこそ、医師は毎日最低でも10分は日光を浴びることをお勧めしています。

晴れた日よりも曇りの日が多いという地域に住んでいる人は、日光の代わりにサプリメントを摂るとよいでしょう。他にも耳の痒みは真菌感染症を示している可能性があります。いずれにせよ専門家だけがこれらの不快な症状の原因を突き止めて適切な治療をすすめてくれます。

8. ベル麻痺

突然顔の左右が非対称になる、目が水っぽくなるまたは乾燥する。そして顔の筋肉がチクチクするようであればこれは、ベル麻痺のサインかもしれません。この状態によって顔面の一部の筋肉が弱くなったり、麻痺を引き起こすことがあります。

筋肉をコントロールしている神経が腫れたり圧迫されたり、もしくは炎症した時に起こります。ほとんどの場合顔の片側が硬直するウイルスに感染していることが原因でこのような状態を発症するリスクが最も高いのは妊婦やインフルエンザ患者そして糖尿病患者です。

症状自体は2週間ほどで消えてしまうことがあるものの、やはり適切な診断を受けるためにもこれらの症状に気づいたら病院に行きましょう。

9. セリアック病

消化器系に問題が起きた時、肌に現れる症状があります。例えば、かさぶたのようになった赤いぶつぶつがある場合、セリアック病に感染している可能性があります。

これは食べ物からLグルテンが小腸を傷つけてしまった時に起こる自己免疫疾患です。結果適切に栄養素を吸収する能力が失われてしまいます。もし方の骨から鼻の上にかけて、いきなり蝶の形をした発疹があらわれた場合はループスの可能性があります。

これもインフルエンザのような症状を伴う別の自己免疫疾患なのです。他にも発疹の原因として考えられるのが、湿疹・アレルギーもしくは何かしらの感染です医師に相談することが確実かもしれません

10.無呼吸症候群

顎の後退だけではなく顎が小さくなり首が太くなったという人は睡眠時、無呼吸症候群が発症している可能性があります。この障害を持つ人々が、実際に寝ている時10秒以上は呼吸を止めているのです。激しい頭痛で目を覚ます。

1日疲れを感じる。いびきがひどいという症状がある場合は無視しないで、すぐに専門家に助けてもらいましょう

11.嚢胞性卵巣症候群

テストステロンの量が多い男性には普通のことですが、元々肌がすべすべだった女性でいきなり大量の顔の毛が現れた場合は危険信号です。顎、顎のラインとして上唇に、暗く硬い毛が生え始めたという人は、嚢胞性卵巣症候群の可能性があります。

これは女性の男性ホルモンレベルが上がる時に起こるホルモンの不均衡によるものです。必要な治療を受けるためにも病院に行ってみましょう。

何度も繰り返しにはなりますが、これらの症状が顔に現れた時はすぐに医師に相談してください。インターネットには確かに役立つ情報がたくさんありますが、自己判断して自分で治療することはお勧めできません。