お茶を一切飲まない
お茶が体に与える影響を知らずに毎日ティータイムを楽しんでいたりはしませんか?
そんな人がお茶を飲まなくなるといったい体にはどのようなことが起こるのか?
お茶はやめるべき?それとも続けるべき?
体重減少
この影響、実はお茶の飲み方次第では体重がかえって増える場合もあるんで一概には言えません
お茶にミルクや砂糖3本、はちみつなどを加えて飲んでいる人の場合は
飲料から摂取されるカロリーが結構な量になっています
このような高カロリーお茶を毎日飲んでいればなおさら
ですからそんなお茶を突然辞めてしまえば体重が減るのも明らかですね
また市販の甘い人工的な味のお茶を飲んでいる人の場合も
かなりのカロリーと砂糖を摂取していることになります
その一方でカフェインを含むお茶をたくさん飲んでいる人はカフェインによって食欲が抑制されていたために辞めた途端食べる量が増えるという影響が起こります
体重の増加
ノンカロリーのお茶を寝る前に飲む習慣を持っている人が
突然お茶を辞めた場合、体が夜食を欲しがるようになってしまいます
お茶の代わりに高カロリーの軽食が欲しくなってしまうようになるんです
こうなれば以前よりもずっと高いカロリーを摂取することになります
お茶が健康的な飲料と考えられる理由の一つとして
お腹をお茶で満たすことによって満腹感が生じ
夜間の食欲を抑制してくれるというものが存在します
減量効果のあるお茶を突然辞めた場合はリバウンドの程度も大きなものとなることでしょう
ちなみに緑茶は新陳代謝を活性化する効果で知られています
緑茶を止めてしまうとジムに行ってもなんだかいつもよりもやる気が出ないような感じがするようになります
集中力が低下する
一部のお茶は集中力を高め、脳を活性化し、憶力をシャープにさせてくれます
一部のハーブティーに含まれるビンカミンは脳の血行を良くします
緑茶のカフェインとカテキンは体の反射と記憶を改善します
イチョウと高麗人参を使用した漢方茶は短期的に集中力を高める効果を持っています
イギリスのノーサンブリア大学の心理学者たちはペパーミントティーにも集中力を高める効果があることを発見しています
同じイギリスの研究では、ローズマリーの香りを嗅ぐだけで
老人の記憶力が15%もアップすることも確認されています
ですからお茶を辞めてしまうと毎日何だかぼんやりした感じがするようになってしまうんです
抗酸化物質源を失う
お茶には抗酸化物質が沢山含まれています
特に緑茶や黒茶には多く含まれています
がん予防研究所のジョンウェイスバーガー博士は、お茶には果物や野菜の10倍の抗酸化物質が含まれているとしています
そんな抗酸化物質の効果とは?
まず細胞をフリーラジカルによる損傷から守り、心臓を健康的に感染を予防します
喫煙や飲酒、大気汚染といった生活環境や習慣からフリーラジカルは私たちの体へと入り込みます
そのような物質と戦うのが抗酸化物質です
お茶を飲まない人は
- ブルーベリー
- イチゴ
- ペカンナッツ
- ケール
- 紫キャベツ
- アーティチョーク
などからの摂取を心がけるようにしてください
とはいえお茶を飲むことに比べたら結構な量の摂取が必要になるのでそれなりの覚悟はしましょう
睡眠習慣が変化する
温かいお茶を飲むと1日の疲れも癒されますね
- カモミール
- カノコソウ
- デカフェの緑茶
- トケイソウ
などのお茶は安眠に効果があり
カモミールや緑茶の L テアニンにはストレスを減少させる効果もあります
これらのお茶を習慣的に就寝前に飲んでいたのに
その習慣を止めてしまうと夜の寝つきが悪くなる可能性があります
夜、作業をする人にとっては良いことですが、すぐに眠って回復したい人にとっては温まるお茶以外のリラックス法を探す必要が出てくることになるでしょう
体力が落ちる
多くのお茶にはカフェインが含まれています
特に緑茶や烏龍茶、黒茶などやめてしまうとカフェインが体の中から消えていくことになります
疲労感や頭痛イライラやうつといった症状が現れることでしょう
要するにボディーブローを食らって一日中何もする気がおきない状態が始まります
とはいえずっとそのような状態になるわけではありません
しばらくすれば体がカフェインの欠乏に慣れてくるようになり血圧も正常値に戻ります
カフェインがないと生きられない事実を目の当たりにするのは多少ショックかもしれませんが、一方でカフェインに過敏な人はカフェイン入りのお茶を断つことで気分が良くなることもあります
カフェインがなくなれば以前より落ち着いて神経質にもならず夜もよく眠れるようになるという人もいるんです
不安感が増す
不安やストレスを抱えている一方で
- ペパーミント
- カモミール
- レモンバーム
- トケイソウ
- ローズ
などのハーブティーを飲んでいるという人は
これらのお茶に結構避けられていたはずです
ペパーミントのメンソールは筋肉を弛緩させレモンバームはストレスホルモンのコルチゾールを減少させます
時計草に含まれるフラボンの一種クリシンは不安を解消する効果を持っていると言われています
大学で行われた2009年の研究では不安障害を抱える被験者にカモミールのカプセルを8週間投与したところ徐々に不安が減少していったことが記録されています
ですから、そんなお茶を手放してしまうと不安のコントロールがうまくいかなくなることもあり得るんです
自分積極的にストレスと戦いたいという人にとってはお茶は大きな武器何です
消化器官がおかしくなる
多くのハーブティーや無糖のお茶は消化に良いことが分かっています
- カモミール
- タンポポの根
- ショウガ
- フェンネル
- リコリス
- ペーパーミント
などのハーブティーを飲んでいた人はお腹のガスや胸焼け吐き気胃痙攣が自然と抑えられていたはずです
このようなお茶を毎日飲むことで消化器官の健康を保つことができるんです
ですからやめてしまえばお腹はグーグー鳴るようになり腸の動きも予測不能になってしまいます
過敏性腸症候群を持っている人はガスや痙攣をより頻繁に経験するようになるかもしれません
お茶は抗痙攣、抗炎症効果を持っているんです
そんなわけで意外にもお茶は体に様々な効果をもたらしてくれているんです
体のニーズに合ったお茶を手に取れば様々な健康効果が得られることでしょう
ですからお茶に飽きてしまった時は別のお茶を探す方法を取ることをお勧めします
チャイのスパイスは消化を助けます
ラベンダーの香りはリラックス効果の高いお茶となります
また緑茶のカテキンは脳機能を高めます
世界には3000種を超えるお茶があると言われていますから、あなたにぴったりのお茶もきっと見つかるはずです