目次
今、人生に行き詰まりを感じてますか?
自分の人生が思わぬ方向へ進んでしまい、行き詰まりを感じて精神的に塞ぎ込む人が多くいます。しかし、そうゆうときにも心理学は有効です。心理学の一部を参考にして、今の自身の問題について取り組んでみてはいかがでしょう。あなたの心が落ち着きを取り戻せる上に、あなた自身レベルアップしますよ。
1.人間関係の問題を改善
実は、私達が感じる不安、恐怖、などのネガティブな感情の多くは、私たちの子供の頃に経験したことが影響しています。小さい頃の事ってあまり覚えていませんよね。ですが、その時期に起きた特定の経験を通してその時どう感じたかは、心に深く刻み込まれています。
小さい頃は、人生経験も合理性もないので、周りの世界を自分の感情で探検するのです。そして、すべては両親から始まります。自分の幼少時代を振り返り、自分に簡単な質問をしてみましょう。例えば、自分の両親は私に対して、そして彼らはお互いどのように接していただろうか。どうしてそのように接したのだろうかなどです。
あなたのご両親がなぜそのようにしたのかを理解することができれば、彼らを許すことができ、あなたはありのままの自分を受け入れる大きな一歩を踏み出すことができるのです。もしあなたに人間関係で問題がある場合にはこのプロセスはとても役に立つはずです。というのも、私たちの両親は無意識のうちに自分の中で人間関係を築く上でのお手本となっているからです。
自分に正直になって、この事に向き合いましょう。
2. 過去を悔やまない
もし、あなたの生い立ちに問題がなかったと言う場合、あなたの問題はどこが他の所から生じているということになります。信じられないかもしれませんが、それは大抵あなたの心の中から生じているいます。
考えてもみてください、自分の決断に疑問を抱いたり違ったことをしていたら、どうなっていただろうかと考えたり、誰かがあなたに反してとった行動を理解しようと努めたり。こうした自分との対話は、あなたの人生の中で、どんな変化をもたらしましたか。
おおよそ、何も変えていませんし、変わりません。ですから、このような考えは全く役に立たないのです。悲しいことに他の人に関しては、どんなに私たちが、その人の振る舞いを理解しようと努めても出来ることではありません。なぜなら、その人は単に私たちとは違う環境で育ち、違った経験をしてきているからです。
あなたが、誰かの取った行動の理由を理解しようとしても堂々巡りになるだけです。また自分が過去に犯してしまった過ちを悔やんだとしても、その当時は、それが正しいと判断してやったことだということを忘れてはいけません。過去は、過去です。
もう思い返すのはやめて、そこから学ぶようにしましょう。
3.気持ちをしっかり伝える
自分の抱える問題に対し自分を責めなかったとしても他人の責任にしてしまうことがあります。もちろん周りの人が犯す過ちのせいで、私たちが個人的に迷惑を被ったりすることもあります。そのような障害に対処しなければならないのは、私たち自身です。
あなたが誰かに傷つけられたら、あなたがどう感じたかをその人に伝えましょう。でも賢く言葉を選んでくださいね。「あなたに裏切られた」というよりは、「あなたに裏切られた気分だよ」と言った方が、会話がずっとスムーズに進められます。「あなたに裏切られた」は、攻め口調なので、それを言われた相手は守りの体制に入ってしまい、あなたと喧嘩になってしまうでしょう。2番目のフレーズならもっと相手の心に響き相手の共感も得られ、あなたを傷つけてしまったという後悔の念が生まれます。
あなたは自分の心の奥にある気持ちを正直に伝え、相手にもそうするチャンスを与えているのです。そしてもし状況が改善されなかったとしても、それでもいいのです。もうそれは過去のこと自分の気持ちをオープンに伝えれば双方の気分はずっと良くなっているはずです。
4.自分の意見を尊重する
あなた自身を他の人と比べても何もなりません。誰にでも言えていることですが、あなた自身の心の思いに絶対に勝つことができません。というのは私たちは皆、常に自分自身を他の人と比較しているからです。前の項でも述べましたが、経験や個人的な背景は人それぞれです。
経済状況、外見人各や目標も皆それぞれ違うように彼らがどんな人で何をもっているかもあなたとは異なりますがそれで構わないのです。だからこそ私たちは、皆唯一無二の存在となるのです。あなたが誰かに感銘を受けたのなら、それは素晴らしいことです。
あなたの願望や目標は、他の誰のものでもない自分自身のものであるようにしましょう。私たちが他の人の人生を生きようとすれば、それは自分自身を破滅させることになります。自分自身をもっとよく知り、自分自身のストーリーを作り上げていきましょう。
下手な複製品より、オリジナルの方がいつだって素敵に決まっています。
5.快適ゾーンを抜けだす
これは大切なことです。これまでの快適ゾーンから飛び出し、今まで想像もしなかったことをやり始めてみれば、人生の新しい扉が開いてチャンスが到来するかもしれません。これは人生のさまざまな側面に当てはまります。
恋愛相手を見つけたければ外へ出て新しく人と知り合っていきましょう。今の仕事に嫌気がさしてるって、それなら時間があるときに履歴書を送って仕事の面接を受けていきましょう。誰かが突然現れて魔法の杖の一振りで、あなたの人生もおとぎ話のように変えてくれるなんてことはありません。
あなたが自分の人生を変えたいのなら、行動あるのみなのです。
6.いい人振る必要はない
心理学者によると、多くの人が友達や家族との関係を修復するのに苦労しているとのこと、例えば口うるさい姑、要求の多い上司や、聞き分けのない子供などです。でもこの答えはいたって簡単です。確固たる境界線を引き譲らないことです。
あなたは周りの人に合わせていつもいい人になる必要も、自分の欲望や期待を諦める必要もありません。「ノー」と言って全く問題ないのです。あなたがそれで悪い人になるわけではありません。それどころか、自分自身と自分の時間を大切にするタイプの人となれるのです。
あなたが誰かの傲慢な態度に我慢し続けていても、何も変わることはありませんからね。あなたが自分のスタンスを確立しておけば、他の人は少なくともあなたに一目置くようになります。
7.先延ばしにしない
時間とは最も価値のある資源の1つですが、残念なことに時が経つのはあっという間です。何をするにしても明日に先延ばしにすれば、結局それが何週間、何ヶ月、何年たっても出来ないままになってしまうこともあります。
タイミングを逃さず、人生をより良いものにするためにも、毎日の一歩ずつ踏み出していきましょう。習慣として脳に刻まれるのには、20日間かかります。 心理学者もこれを踏まえて、常に前進することを心がけるように言っています。
その日、あなたがしたすべてのことをリストにしてみるようにし、その中で不必要だったことや生産的でなかったことは何であったかを解明しましょう。
毎日ちょっとした目標をいくつか立てその進捗を見ていきましょう。
8.全ては経験と割り切る
完璧な世界では、何でも計画通りに物事が進みます。でも悪い経験もまぬが出られるわけではありません。こんな風に考えるようにしてください。ストレスの多い状況は、あなたを快適ゾーンから引っ張り出します。
そのおかげであなたは新しい経験を得ることができ、同じ間違いを二度と繰り返さないためのレッスンを学ぶことができるのです。これは、結果としては悪くないですよね。ネガティブ感情の中で溺れているより。人生の明るい面を見るように努めれば自分自身を持ち直し埃を払ってまた歩き出すことができるのです。
9.成るようにしか成らない
「どうしてもこうなって欲しい」と切実に願うのに、叶わないという気持ちって分かりますよね。とても難しいことですが、そういうときはなるようになるさ、という気持ちになってください。何かを変えようとすればするほど、実際にはやり過ぎてしまうことがよくあるのです。
自分で出来る限りの事をすれば、あとはなるようになるのです。あなたには変えられないことやコントロールできない何かにストレスを感じるのは無意味なことです。ただ単に、時間が掛かることなのかもしれません。
もし、あなたが本当に求めるものなら、諦めない限りいずれはそこへたどり着けることでしょう。
10.自分を責めない
私たち一人ひとりが知っておくべき、最も大切な方法は自分自身の良き友となることです。自分が何でもできるわけではないと敗北を認めることも必要です。自分が何かに失敗してしまったことに対し、時間を無駄にしたといつまでも嘆き引きずっていてはいけません。
このような自己嫌悪と後悔の負のスパイラルは、自虐以外の何物でもありません。全人生をずっと一緒に過ごしていく相手は他の誰でもない、あなた自身なのです。
あなたがどんなに賞賛されても、あなたが自分自身を好きでなければ、あなたはずっと不幸なままです。自分自身を気遣自分を大切にし、視野を広げていきましょう。そうすればあなたは最強です。